百三十八訓 ページ11
貴「か……神威…」
威「やぁ、こんばんは。
お侍さんと仲良しなんだね、よかったよ」
にこにこと笑っていたが、前のような殺意のある笑みではなく、普通に笑っていた。
普通に、普通に。
銀時は半身起こし、Aは半身起してから立ち上がった。
銀「どうしたんだこんな時間に。
宇宙から来たのか？」
威「そうそう、ごめんねびっくりさせて。
でも窓が地味に空いてたから。」
寝ていた頭上にある、いかにも和風な窓というような和紙が張られた小さめな襖が開いていた。
なんてところから入ったんだ、と思ったがそれはさておき……
貴「用って何？」
用件が気になった。
こんな時間に、しかも神威からくるなんてなんて珍しいのだろうか。
威「あー、本当は2人がいいんだけど…
今はやめとく、また明日どっかで…」
”どこかで”
そう聞くと、2度と会えないような気しかしない。
Aは、「待って」と呼び止めた。
貴「銀さん、先寝ててください。
屋根の上借りますね。」
寝巻きに１つ羽織って、窓から屋根に登ろうと足をかけた。
神威は何かを悟ったのか、先に屋根の上に飛び乗った。
銀「お、おい！」
銀時に呼び止められ振り返ると、心配そうな、真剣そうな顔をしていた。
銀「……大丈夫、なんだろうな？」
真っ直ぐ見つめられた。
2度と会えないかもしれないと思っていた神威にまた会えた。
でももしこれが終わったらまた会えなくなるのだろうか。
はたまた、もう一度連れて帰ると言われるのか。
でも、それでもいいんじゃないかと思ってしまう自分もいる。
みんな平和に、みんな仲良く。ということはできないのだろうか。
疑問を抱く中、Aの出した答えはもちろん。
貴「大丈夫！必ず戻ってきます！
しっかり話してきます、私のお兄ちゃんと」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
更新遅くなってしまって申し訳ないです！
もう4月ですね〜。
早いものです。もう受験生です。
学生の皆さん、新しいクラス、新しい学校でも頑張りましょう！
また近いうちに更新したいと思います！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩桜♪ - あけましておめでとうございます！ (2018年1月1日 21時) (
レス) id: cefff81e48 (このIDを非表示/違反報告)
彩桜♪ - 沖蘭さん» 下記↓沖蘭さん宛てですレス押し忘れましたすみません！ (2017年8月11日 1時) (レス) id: cefff81e48 (このIDを非表示/違反報告)
彩桜♪ - やっと1話更新できました！久しぶりすぎてどんなこと書いていいのとか思ったんですけど、楽しいですね笑 ありがとうございます！そんな繰り返し読んでいただけるなんて嬉しいです(>_<) (2017年8月11日 1時) (レス) id: cefff81e48 (このIDを非表示/違反報告)
沖蘭 - 彩桜♪さん» 更新待ってますね！！したい時に浮上すればいいんです！楽しみましょう！それまで何回もお話繰り返し読んでます！ (2017年7月27日 20時) (レス) id: 17212073c9 (このIDを非表示/違反報告)
彩桜♪ - 沖蘭さん» とても遅くなりましたごめんなさい(ノ_＜)久しぶりに浮上してみましたが、やはり占ツクは楽しいですね笑 更新したくなっちゃいました！楽しんでいただけてるようで嬉しいです！更新できたらしますね(´∀｀*) (2017年7月8日 20時) (レス) id: cefff81e48 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いろは92 | 作成日時：2017年1月6日 0時
