番外編*私からみんなへ* 前編 ページ7
ディアンヌはマタンゴの力でちっちゃくなりました。
―――――――
貴女side
2月14日。愛する恋人。感謝の気持ち。友情の証。などなど。それらをチョコレートなどで伝える事ができる日。
今日はその記念すべきバレンタインデーなのだ!
というわけで、私達女の子はチョコ菓子をそれぞれ用意した。
エリザベスは失敗しないものがいいということで、小さなハート型の生チョコを。
生クリームじゃなくて砂糖まるごと入れようとした時は焦ったな…さすがおっちょこちょいさん。
ディアンヌは焼き豚を作ろうとしていたのであわてて意味を教える。
そして作ったのがチョコスティッククッキー。彼女のチョコと愛がたっぷり詰まってます。
私の?……実はね、ゆっくり作って秘密にしてあるんだ〜。エリザベス達のお手伝いのあと、こっそり作っておいたのだ。
さっそく、みんなの受け渡しの様子をのぞいてみよう!
ほっこりすると思うよ〜。
「はい団長〜!バレンタインのプレゼント♪」
「おっ、うまそー!ありがとなディアンヌ!」
「えっへへ〜」
よかったねディアンヌ。本命渡せて。ツインテールの片っぽを口元に持っていき照れ隠し。やだ可愛い。
「ディ、ディアンヌ!あの、そのぉ…」
「あっ!キングにもはいどーぞっ!」
「(幸せぁ〜っ!!)あ、ありがとうディアンヌ!大事にするよっ」
「え、えぇっと…食べてね?」
ちなみに私は陰からこっそりみんなを観察中。
キングはディアンヌからの(ギリ)チョコに溶けるくらい顔真っ赤になっちゃって〜。でもちゃんと食べてあげてね。
「おい俺には?」
「君にあげるチョコはない!!」
あらバン残念。ディアンヌに意地悪するからだよ。
「メリオダス様、バン様、キング様、ディアンヌ。いつもありがとうございます!受け取ってください!!」
丁寧に一人一人に渡していくエリザベス。えらいなぁ。
あれ?でも一人忘れてるような…
「な、なぁ俺のはっ!?」
「……あっ」
「ま、まさか…!!」
ありゃぁ…まさかの。
「ゴメンねホーク!ついうっかり…」
「ホークちゃんごめんなさい!」
「ひ、ひでぇ……」
「豚ちゃんにチョコはいいのかしらと…」
忘れちゃってたか。悪気はないだろうけど。うん、ホークならなんでも食べるし平気だと思うよ。
「そういえば…Aは?」
「あ、ホントだ!」
「どこ〜?」
「えへ。いいもの見せてもらったよ〜」
ひょっこり顔を覗かせると、みんなギョッとして私の方を見て声を上げた。
失礼だなぁ。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー大罪キャラ
ディアンヌ「ねぇねぇ!ボクと一緒に遊ばない?」
250人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リオ(プロフ) - リムルさん» いえ!そんなそんな…ありがとうございます!! (2019年7月13日 23時) (レス) id: 0673ec93e1 (このIDを非表示/違反報告)
リムル - 我より1000000000000000000000倍ぐらい文を書くのが上手! (2019年7月13日 11時) (レス) id: 8728c9d5e2 (このIDを非表示/違反報告)
リムル - 感想:我感動! (2019年7月13日 11時) (レス) id: 8728c9d5e2 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 咲無さん» じゃあこみゅーに移動ね! (2016年6月1日 20時) (レス) id: 9dca1ab2b7 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 咲無さん» おいおい…w わかったよー! (2016年6月1日 17時) (レス) id: 9dca1ab2b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リオ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/rio1001/
作成日時:2016年2月7日 20時