[メリオダス]消えたもの２ (ページ25)

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☆56話☆ ページ25

貴女side

「みんなどこかなぁ～」

「あのでっかい岩のとこじゃないかは？」

「あ！そうだね！さっすがA！！」

「そうかな～」

私と団長は、ディアンヌの手に乗りみんなのところに向かっている

ちなみに団長に抱きつかれてるよ

「あったけぇ～」

「和んでるよ…」

私も団長に抱き締められたら落ち着くし…
なんだか、懐かしい_____

だから私は、このぬくもりが大好きなんだ

そういえば私、さっきまで何してたんだろう。今更だけど疑問に思った

ぼんやりする頭。曖昧な記憶

団長と一緒に聖騎士と戦ってる。でも私たち2人とも真っ黒だ

これは私なの？これは、団長なの？

団長から、私は魔神族と人間の混血と聞かされた。だけど魔力は強くないと

なのに私は真っ黒。なんでだろう

あれも懐かしい。…けど、好きじゃない

「あ、いた！お～～い！！」

いつの間にか到着して、私も我に返った
エリザベスもホークもみんな勢揃い

「A！！メリオダス様！」

「やっほーエリザベス！」

「おいっス」

そしてまたディアンヌに頬擦りされて降ろしてもらった
少し涙目のエリザベス

「A……メリオダ………」

エリザベスが呼び終える前に、団長はバンにぶっ飛ばされた。なんで？

「とりあえず、これでさっきのはチャラだぜ団ちょ♪」

「ほいっス」

さっきの…？
団長バンに何かしたっけ。頭の中にまた流れる

団長がバンを真っ二つ…
嘘でしょ…。とりあえず団長起こさなきゃ

「団長大丈夫！？」

「大丈夫じゃないから来てくれ～……」←

仕方ないな団長は。エリザベスと一緒に団長を助けに行った

また今度きこう。私だけじゃ判断できない

「団長来たよ～」

「メリオダス様！」

「おう、わりーな二人とも」

団長の手を引き、起き上がらせる
私と団長が笑っていたその時、ふわりとまた抱きしめられた

「っ……！！」

エリザベスが泣いて、私と団長を包み込む

「エリザベス？」

「A…っ」

「どうしたんだよ」

「メリオダス様……」

心配…してくれてたんだ
本当に優しくていい子だな、エリザベス……

「なぁ…ちょっといいか？」

「う、うん……」

「はいっ…」

「A、パンツはこうぜ？」

「ちょっ……！！」

「メリオダス様！！/団長！！」

「触るな！！」

団長が無防御な私のおしりをしわさわ
なんだか一瞬で雰囲気ぐ変わった。団長なりの気遣い…なのかな