お嬢様は料理下手でございます ページ3
「はぁ？」
怒りのあまり、大声をあげる私。驚いたみんなの視線が私に集まる。
和「えっ…」
潤「何だアレ…」
智「あれって食えるの…？」
顔が歪んでいるみんなの目線の先、それはナイフ、フォークが垂直に上から刺さった状態のキャベツである。
雅「Aちゃんさ…なんで野菜切るのに、フォークまで使ってるの？」
「な、何？これのどこか間違ってるって言うの？いたって普通でしょ？」
訳が分からない私に、見かねた男がこう言った。
翔「お嬢様。これは料理でございます。それなのに、どうして食用ナイフとフォークを使ってらっしゃるのですか？」
「だ、だって…切れって言うから…普通の食事と同じように…」
翔「はぁ…。お嬢様。仕入れたばかりの野菜は、こちらの大きめのナイフを使用します。これを日本では包丁と言うのですが…それはさておき…」
「包丁…ね…」
長ったらしい説明の中、櫻井が教えてくれた包丁を手にとる。
「櫻井？これはどう持ったら正解かしら？」
今度こそバカにされないように聞いてみたら、
翔「お嬢様のお好きなように」
そう言ってニッコリと笑った。
「さぁ始めようかしら♪櫻井、私に料理を教えなさい？」
潤「頼む相手間違ってるだろ」
和「怪我しますよ〜」
そんな不安が漂う中、執事は恭しく頭を下げた。
翔「かしこまりました。お嬢様」
その恋はT.A.B.O.Oでございます→←お嬢様、初料理でございます
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美緒(プロフ) - すっごく面白かったし、何度も泣いてしまいました。胸の奥がギューッて切ない感じで、、、たけど最後はうれし涙でした！感動しました！素敵な小説を読ませてくれてありがとうございます (2013年12月17日 1時) (
レス) id: 5d7dd223cb (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ - すっごく面白かったです!!思わず読みながら笑ってしまいました！続編楽しみです(*^^*)＼(^o^)／ (2013年9月15日 22時) (レス) id: 1a8d6474ef (このIDを非表示/違反報告)
香乃香 - すごく面白いです！続編楽しみに待っています！ (2013年8月19日 21時) (レス) id: e8028b13aa (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 続編、絶対見にきます！ずっと待ってます(｡・ω・｡) (2013年7月11日 11時) (レス) id: d909c68dc1 (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - もう、終わりかと思って嫌だなーって思ってたんですけど、続編！！！ちょー楽しみにしてますっ！頑張ってくださいね！応援してます！ (2013年4月2日 9時) (レス) id: 4c427903df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫華
| 作成日時：2012年3月19日 17時
