Part14-3 ページ44
踊り子SIDE
バーメイド「あら遅かったじゃないマルガレータ、もう先に盛り上がっちゃってるわよ〜」
踊り子「なんで昼からこんなにお酒を…」
食堂では食事の前だというのにバーメイドのデミ・バーボンがお酒を皆に振る舞っていた。
その隣で静かな顔して酒飲んでるのは一等航海士のホセ・バーデン。
踊り子「ホセさんはあの人を止めてくれると思ってたのだけど？」
一等航海士「一度は止めたんだけどね、自己紹介がてら色々なお酒を紹介していくものだから皆呑みたくなってしまって…」
バーメイド「良いじゃない今日くらい！私達が来た歓迎会ってことで！」
調香師「夕食にその歓迎会するつもりだったのだけど…」
バーメイド「じゃあ夜も呑むぞー」
酒飲んでるサバ「「おーー！！」」
皆脳天気ね。別のテーブルではマイクが曲芸をみせていた。
なるべく端っこの席に座ると、とても良い香りのする女性に声をかけられた。
調香師「こんにちは。貴女がツェレさんかしら。隣座っても？」
踊り子「ええ、あなたは…」
調香師「私はウィラ。ウィラ・ナイエルよ。よろしくね」
踊り子「こちらこそ」
夕食中ウィラとは色々な話をした。
彼女は調香師という職業らしく、良い香りを纏っているのにも納得した。
他の人の特徴や性格とかを教えてくれて親切だし、物腰の柔らかい話し方で話していてとても心地よかった。
踊り子「少し不安だったけどウィラと話せてとても楽になったわ。ありがとう」
調香師「いいの、話したいなと思って話しかけただけ。皆最初は緊張するものだから焦らなくてもいいわ」
本当に親切で優しい人。
人を見る目がないと言われたけど彼女は絶対信用できる人よ。
踊り子「それにしても、とても美味しかったわ。こんな贅沢な食事をこれから食べられるなんて思ってなかった」
調香師「私も最初は少し抵抗があったけど料理が美味しすぎて色々吹っ飛んじゃったわ」
踊り子「…それってどういうこと？」
調香師「ほら、料理長が獣人じゃない？彼が一人で作ってるって知ったときは、えっ？て思ったけど今は変に意識してた自分が恥ずかしいと思ってるわ」
踊り子「…そう」
“料理長が獣人“の後の彼女の言葉はあまり耳に入らなかった。
あの獣人、私に嘘をついたということ？
まあ理由は明白だけど、ついていい嘘といけない嘘があるんじゃない？
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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ひまわり(プロフ) - 直せたと思います。夜雨さんご報告感謝いたします。ありがとうございました。 (2020年8月29日 16時) (
レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - あら！ありがとうございます、直しますね (2020年8月29日 16時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
夜雨 - 7ー2が石ではなく医師になっていますよ (2020年8月29日 15時) (レス) id: a3c70cbb44 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - お待たせしましたっ！ロビーくん可愛いからどんどん書けちゃいます！ (2020年7月7日 17時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 薔薇杖さんありがとうございます(^_^)もう少ししたら更新する予定なのでそれまで待って戴けると幸いです。 (2020年6月30日 11時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり | 作成日時：2020年5月23日 1時
