#6 ページ8
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『ん…、んん…』
「お、起きた？！」
「え？！」
頭がぐわんぐわんしてる。ぼーっとしてるし、最悪。
しかも何だか騒がしい。
重たい瞼を無理やり持ち上げると、全く見覚えのない人達が私を取り囲んでいた。
…え、いや、なに…
「おい。」
『は？』
面倒臭いから目を瞑って知らないふりをしよう、そう思っていたのに。
何故ここにいるのかさっぱりわからない、おんなじ事務所のオレ様くんに声をかけられた。
「頭大丈夫か。」
『なにそれ、喧嘩売ってる？てかここどこ、皇くん何してんの。』
オレ様くん。…もとい、皇天馬くんはとてつもなく大きいため息をつきながら私の背に手を回し、そのまま身を起こさせた。
…このまま寝ていたかったのに、なんてことしてくれるんだこの男は。
「ここは俺が所属してる劇団の寮。前話したろうが。」
『覚えてると思ってる？』
「うっぜ。…んで、お前はうちの劇団員とぶつかって倒れたんだよ。
事務所にも連絡してる。一応外傷はないはずだ。」
『…ふぅん。』
まぁ、痛いところはないしそれは本当なのだろう。
…頭はぐらぐらしてるけど、これは確実に寝不足から来てるものだ。
すると、皇くんの後ろから独特な髪色をしたタレ目の男の子と、申し訳なさそうな顔をしている女の人が出て来た。
「あの…この度は、本当にすみませんでした！
私、このカンパニーの総監督を務めている立花いづみと申します。
今回の件は、私の監督ミスによるものです。…本当にすみませんでした！」
「あの…、その…、ごめんなさい。オレがカントクさんの言うこと聞かずに走り出したから…。」
2人に、思い切り頭を下げられる。
リビングには、何とも言えない空気が流れていた。
周りの人たちの目線は言わずもがなこちらに向けられ、皇くんにはアイコンタクトを送られる。
『はぁ…。』
私はひとつ、ため息をついた。
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浴 - 三角との絡みを！！！とてもお話が面白くて好きです！応援してます！ (2017年10月19日 9時) (
レス) id: 3d5a1dcf59 (このIDを非表示/違反報告)
こっち(プロフ) - 三角、天馬、至さん、万里、臣くんでお願いします。ストーリーも面白く、書き方もとても好きなので応援しています！頑張ってください!! (2017年10月14日 18時) (レス) id: 4208411a04 (このIDを非表示/違反報告)
らいらい(プロフ) - 至、万里、左京でお願いします！ストーリー凄く面白くてつい夢中で読んでしまいました！これからも更新頑張ってください！ (2017年10月11日 6時) (レス) id: 5f81c7b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
藤原(プロフ) - △、△、△でお願いします！ (2017年10月11日 5時) (レス) id: 47165f1ee4 (このIDを非表示/違反報告)
めめめ(プロフ) - 至、天馬、万里でお願いします!!! (2017年10月10日 21時) (レス) id: 9c357f7ed8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青
| 作成日時：2017年9月12日 18時
