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「ねぇねぇAちゃん！今度のドラマも観るからね！」
『ほんと？ありがとー！』
「今の月9も観てるよ♡天馬くんもかっこいいし！」
『皇くんに伝えたら喜ぶと思う！』
平日の放課後。
私は、学校に来たら恒例のファンの子の相手をしていた。
…かれこれもう帰る1時間だ。
MANKAIカンパニーの演技指導をスタートしてから、私は多忙を極めていた。
仕事がある日は仕事の後に、学校に行った日は学校の後に練習をみている。
その隙間時間に勉強をして、自分のトレーニングとレッスンもこなし…そして劇団の人とのコミュニケーション。
これが結構きつい。
「あっ、ごめん！引き止めちゃって…！Aちゃんももう帰るよね？！」
『んー、ちょっと図書室行ってから帰ろうかな！ごめんねっ、また声かけて！』
「うん！」
なんて嘘をついて周りの女の子達をまく。
寝不足でくらくらしている頭を覚ますように、鞄に入れていた水を煽った。
『…帰ろ。』
:::
『…ナニコレ。』
ゆっくりしてから校門まで出てくると、何やら人だかりができていた。
女の子の黄色い声が溢れんばかりに聞こえてくる。
…なんかデジャヴだなぁ。確か、前もこんなことあったよね。
「みてみて！すっごいイケメンだよ！」
「やばいよね！…って、あれ皇天馬だよね？！なんでここに？！」
…は？
「わかんない！…けど、天馬くんの隣にいる茶髪の人もかっこいい〜！」
「えー？でもちょっと不良っぽいよ？怖くない？」
ん？
きゃいきゃいと騒いでいた女の子の声が耳に入り、騒ぎの中心を半信半疑でチラ見する。
すると、そこには何故か皇くんと摂津くんがいた。
…え、なんで？？
『(…いや、でも帰ろう。)』
できるだけ騒ぎに巻き込まれたくなくて、見なかったふりをして踵を返す。
すると、誰かに腕を掴まれた。
「いやいやいや待てよ！お前さっき見たじゃねぇかシカトするな！」
『……大人気天才俳優様がこんなところで何を？』
掴んできたのは皇くんだった。
…何をそんな必死に…。
「はっ！言い方うける。Aちゃんおもしれー。」
「幸と椋が、今日はお前が午後から学校来てたって聞いて…迎えにきた。」
『…え』
皇くんが恥ずかしそうにそういうと、あたり一帯が黄色い悲鳴に包まれた。
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浴 - 三角との絡みを！！！とてもお話が面白くて好きです！応援してます！ (2017年10月19日 9時) (
レス) id: 3d5a1dcf59 (このIDを非表示/違反報告)
こっち(プロフ) - 三角、天馬、至さん、万里、臣くんでお願いします。ストーリーも面白く、書き方もとても好きなので応援しています！頑張ってください!! (2017年10月14日 18時) (レス) id: 4208411a04 (このIDを非表示/違反報告)
らいらい(プロフ) - 至、万里、左京でお願いします！ストーリー凄く面白くてつい夢中で読んでしまいました！これからも更新頑張ってください！ (2017年10月11日 6時) (レス) id: 5f81c7b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
藤原(プロフ) - △、△、△でお願いします！ (2017年10月11日 5時) (レス) id: 47165f1ee4 (このIDを非表示/違反報告)
めめめ(プロフ) - 至、天馬、万里でお願いします!!! (2017年10月10日 21時) (レス) id: 9c357f7ed8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青
| 作成日時：2017年9月12日 18時
