#42 ページ44
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Tsukioka side.
俺が夕方に、庭の手入れをしている時。
思ってもいなかった来客があった。
「…あ、あの…」
「はい。何でしょう？」
「…由井さん帰ってくるまで、お茶でもいかがですか？」
訪ねてきたのは由井さんのマネージャーさん。
そして何故か俺が接待することになったのだ。
:::
漆黒のログヘアに、切れ長の目。
背が高くて表情もきりっとしている。
名前は、土井さんと言うらしい。
何となく2人で紅茶をのんで、軽い世間話。
そこから話は盛り上がり、話題は由井さんのことになった。
最初は正直怖かったけど、話してみると意外に姉御っぽい人だった。
「あの、俺…由井さんに会った時から気になってたことがあるんです。」
「あー…、性格のことですか？」
「えっ、あぁ…まぁ…。」
俺が言わんとしていたことを、すんなりと当てられる。
…わかりやすかったかな？
「…由井さん、ここにきた時からなんですけど…他人に興味が無いって言ってたんです。
天馬くんからもそのことを聞いて、気になって話しかけたんですけど…。
俺は由井さんが、そんな人には見えなくて。」
思い出すのは、由井さんと出会った直後のこと。
2人で、中庭で話した時のことだ。
少し目線を下げて言葉を発する俺に、土井さんはゆっくりと口を開いた。
「…全ては、世間のせいですかね。」
「世間…ですか？」
「私は、縁があってあの子がデビューした時からずっとマネージャーとして支えてきました。
といっても、最初はこんなに人気が出るなんて思ってなかったので…子供だったAちゃんの世話役みたいでしたけど。」
そう言うと、土井さんはスマホを開いて俺に写メを見せてきた。
画面を覗いてみると、満面の笑顔のとびきり可愛い女の子。
…これ、由井さん？
「元々、Aちゃんはよく笑う子でした。厳しいご両親の元で育ったのに、よく笑って、よく人に懐く子だったんです。
…でも、それはあの子が役者の仕事をし始めたころに変わりました。」
「え…？」
何となく、土井さんの顔に影がかかった気がした。
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浴 - 三角との絡みを！！！とてもお話が面白くて好きです！応援してます！ (2017年10月19日 9時) (
レス) id: 3d5a1dcf59 (このIDを非表示/違反報告)
こっち(プロフ) - 三角、天馬、至さん、万里、臣くんでお願いします。ストーリーも面白く、書き方もとても好きなので応援しています！頑張ってください!! (2017年10月14日 18時) (レス) id: 4208411a04 (このIDを非表示/違反報告)
らいらい(プロフ) - 至、万里、左京でお願いします！ストーリー凄く面白くてつい夢中で読んでしまいました！これからも更新頑張ってください！ (2017年10月11日 6時) (レス) id: 5f81c7b3a4 (このIDを非表示/違反報告)
藤原(プロフ) - △、△、△でお願いします！ (2017年10月11日 5時) (レス) id: 47165f1ee4 (このIDを非表示/違反報告)
めめめ(プロフ) - 至、天馬、万里でお願いします!!! (2017年10月10日 21時) (レス) id: 9c357f7ed8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青
| 作成日時：2017年9月12日 18時
