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Sonia side
ジムチャレンジ開会式のあと。
私とダンデくんとキバナくんで、久しぶりに飲み会を開いていた。
個室式の行きつけのお気に入りの居酒屋。
ただ、Aも誘ったけど明日の仕事で断られたのが残念だった。
…もっと、色んな話がしてみたかったのだけれど。
がやがやとした人の声を聞きながらビールを煽る。
冷たくて美味しいビールが、体の芯まで染み渡るような感じがした。
「そういえば…Aの連れてたエーフィ、すごく賢そうだったわね。」
ふと、思い出したことを口にしてみる。
それは今日Aが連れていたエーフィについてだった。
Aの足元を離れずついてきていて、周りをよく観察している姿も目にしていた。
エーフィは比較的イーブイの進化系の中でも賢い方だったけれど…なんだか、纏っているオーラが違ったのだ。
「確かになぁ。オレさまもよくあのエーフィ見るけど、彼奴かなり賢いぞ。」
「やっぱり？」
「なんだろうなぁ。こう、目つきとか立ち振る舞いとか。
Aのことを心から信頼しているのも十分伺えたぜ。
彼奴、バトルすりゃ大分強いだろうよ。」
私の発言に対して、キバナくんがこう答えた。
…確かに、バトルには向いていそうな感じはした。
ポケモンは沢山いるけれど、やっぱりそれぞれによって性格は大きく異なる。
それは生まれ持ったものでもあるし、今までの生活環境によっても大きく変わるのだ。
エーフィの一挙手一投足から、なんとなくバトル経験があるようにも感じた。
…けど、私が見た感じからするとAはポケモントレーナーのようには見えなかった。
「…Aって、ポケモンバトルできるのかしら。」
純粋な疑問をつぶやくと、それに答えたのはさっきまでだんまりだったダンデくんだった。
その表情は何故かシリアスで、軽快なBGMが鳴る店内には少し似つかわしくなかった。
「…彼奴は元ポケモントレーナーだぜ。
それもめちゃくちゃレベルの高い。」
「え？！そうなのか？！」
ダンデくんの言葉に、ポケモンバカのキバナくんが食いつく。
…今、一気にテンション上がったわね。
「…Aとは一度だけバトルしたことがあるんだ。」
そう言ったダンデくんは、なんだか少し残念そうだった。
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椿姫 - はじめまして！すごく素敵な作品でした！続きをとても楽しみにお待ちしてます！応援してます！ (2020年8月2日 22時) (
レス) id: 98fbe8eed1 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ(プロフ) - 初めまして！めちゃめちゃお話が好きです！応援してます！ (2020年1月23日 22時) (レス) id: e2cf4e457e (このIDを非表示/違反報告)
ユリカ - 初めまして！この作品が大好きでいつも読ませて頂いています！続きがとても気になります！これからも応援しています！ (2020年1月22日 23時) (レス) id: 5d842f36da (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - この作品すごく面白くて好きです！エスパータイプとかフェアリータイプのポケモンが好きだし、キバナさんも好きなので最高です！次回も楽しみにしてます！ (2019年12月27日 21時) (レス) id: 935a46d4ab (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - コーヒーの存在だけで、オシャレに感じる素敵なお話でした(´▽｀) 次回も楽しみにしています！ (2019年12月26日 15時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい
| 作成日時：2019年11月26日 1時
