らくだい魔女と謎の美少女【合作】

なんだかんだ言って罰ゲーム開始です ページ29

Aside




ビ「さてさて…、早くやるのよ！フウカちゃん！ちーくん！」
フ「い、いやああっ、た、助けてAちゃん…」
「…ごめんね、フウカちゃん」
フ「Aちゃんー！！！」


フウカちゃんが怒鳴る中、あれ、ちーくんの声が聞こえないな？と思ってあたりを見渡すと、ちーくんは顔を真っ赤にしながら口を抑えていた。
…いや、なぜに？


「どうしたの、ちーくん」
チ「はっ！？な、なな、なんでもねぇよ！やればいいんだろ、やれば！」


あ、そんなこと言ったら…。


ビ「さぁフウカちゃん、ちーくんはやるって言ってるわよ！フウカちゃん？やるわよねぇ？」

…うん、そうなると思ってた。知ってた。
あーあ、ちーくんビアンカに火つけちゃったよ…。


どんまい、フウカちゃん、ちーくん。


「それじゃ罰ゲーム開始！」


フウカちゃんの「嫌っ！絶対いや！」という声を無視し、私は罰ゲームが始まる合図を出した。
一応、罰ゲームをつけた張本人だからね…。


合図を出されたら流石のフウカちゃんも「嫌だ！」と拒否しなくなった。えらいえらい。



フ「…」ジー
チ「……っ」ジー


1、2、3、4…、と密かに数える私たち。
ちーくんとフウカちゃんは段々と顔が赤くなっていく。

…んんっ、か、可愛い！！


フ「もっ、もういいでしょ？」
チ「そ、そうだ！」
「だーめ、まだ10秒よ？」


私がそういうと「うう、」と言い未だに顔を赤くしながら二人は見つめ合う…。
んんっ！！可愛いっ！



可愛すぎるよ、二人とも！
もう、好きって言ってるようなものでしょ二人とも！



「20」
フ「うっ、」
チ「…っ！」



カリンちゃんは顔を両手で覆いながら、ビアンカは「きゃーっ」と小さな声で叫びながら、カイはちーくんをみながらニヤニヤとしながら真っ赤になっている二人のことを見つめている。


「30！はい、終わり！」
フ「終わっ、終わった！」
チ「やっとかよ…！心臓が持たねぇ…」


フウカちゃんは真っ赤になった顔を隠すように両手で覆い、ちーくんは真っ赤になった顔のままフウカちゃんから視線を外し、意味深な発言をした。

「心臓が持たねぇ」って…。


ちーくん、フウカちゃんが好きだって言ってるようなものだぞそれ！！
しかもよくそれを鈍感であるからと言ってフウカちゃんにいったな？！
流石というべきなのか…なんというか…



とりあえずいいかな？


可 愛 す ぎ や あ り ま せ ん か



*

アイリ！全然いいよ！
あははっありがとう！私も好きよ！

アイリ→←オレを巻き込むなよオレは無関係だぞ勝ったんだぞ上がったんだぞ最下位じゃないんだぞわかってんのかおい！！

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
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8

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