幼馴染 な キョリ

太輔 side ページ4

玉「いっただっきま〜す 」

藤「いただきます」

もぐもぐ とハンバーグを食べるのに集中している裕太
なんだか笑ってしまう

すると 俺の視線に気がついたのか、裕太が俺をジーーーっと見てくる

藤「どうかした？」

すると 裕太は不意に立ち上がり、俺の横に来た

なんだろう？と思っていると

玉「ほんと たぁ って可愛いよねぇ 僕が取ってあげるね？」

なんて言うから意味がわからずそのままでいると、

ペロッと唇を舐められた

藤「へっ？！」

びっくりして声を上げると、裕太はニコっと笑い 美味しい と言ってまた席に戻った

裕太は、これが普通なのかな？
なんて不意に疑問に思ってしまう

だって、今まで会った男子でこんなに躊躇なく色んなことをする人は裕太くらいしかみたことがない

裕太がボディータッチ多めなことは知ってたけど、ここまでされたのは初めてだし …

ぁぁ、 お兄ちゃん心配だよぉぉぉ
もしかして裕太ってソッチ系？
いやいやいやいや、裕太に限ってそんなこと …

なんて1人葛藤を繰り返していると、

玉「ごちそうさまでしたぁ〜 ！ 美味しかったよ ！！よし、たぁ一緒にお風呂はーいろっ」

とまたも爆弾発言

うん。お風呂はいいんだけどさ。裕太とお風呂なんて、もう何回も入ってる

でもその度に、洗いあいっこ〜えへへ♪ なんて言いながら、俺の体をベタベタと触ってくる

裕太に変な気持ちがないのは知ってる
だけど、男同士だぞ？！ なんて思っちゃう自分もいる

気持ち悪い … なんて、思ってないし … た、多分 笑

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