All for the first time〜EunHyuk〜1

親友の笑顔〜side donghae〜 ページ45

Aちゃんにメッセージを送る


“今日はありがとう

リラちゃん、あんなになるまで酔わせちゃってごめん

今日はみんな酔ってるからないと思うけど、明日以降Aちゃんの連絡先を聞いてくると思うんだ

教えちゃっても大丈夫？

ドンヘ”


どっちのメッセージに先に返信をするのか

ちょっとした賭けでもある

まぁ、俺しかわからないけど…ね？


シャワーから戻ってきたヒョクをじっと観察する

ソファに座ってテレビを見るヒョクは俺に見つめられていることに慣れているせいかピクリともしない


どれくらいたったのだろうか

ヒョクのスマホの受信音が鳴った


スマホを見ながら、ヒョクの顔が綻ぶ

おそらくAちゃんからの返信なんだろう


ウニョク『フフフ』

ドンヘ『何見てんの？』

ウニョク『何でもない』

ドンヘ『何で隠すの！』

ウニョク『お前は見なくていい！』

ドンヘ『何で〜!』

ウニョク『ダメだって』


いつものように争ってみたけど、結局見せてくれなかった

(はぁ〜俺の負けだ)



シャワーに入り、自分の部屋に戻ると1件のメッセージが入っていた


“リラのこと、ずっと相手してくれてありがとう

リラは大丈夫だよ、明日は仕事休みだし旦那さんもいるから

連絡先はオッパたちに教えても大丈夫だよ

A”


時間を見るとおそらくヒョクに返信送った直後だろう


ドンヘ『リラちゃんが飲んでるのを俺が止めなかったからこうなったのに、ありがとうってどんだけいい人なんだろう』


Aちゃんは思った以上にいい人みたいだ

ドンヘ『…これじゃあ親友の彼女の品定めしてみたいじゃん』


まぁ、実際ヒョクに幸せになってもらいたいのは事実

イトゥクヒョンもヒチョルヒョンもいないから、ヒョクは最近本当に忙しそうだった

あの時々ムカつく←あの歯茎を見せて笑うことも少なくなっていた

でも、昨日今日とヒョクの笑顔を久しぶりに見た気がする

Aちゃんは本当にヒョクの運命の相手なのかもしれない


はぁ〜俺、何年彼女いないんだ？

ん？彼女は居たことは居たか

っていうか彼女ができても俺から好きになった人じゃないから、続かないんだよな

彼女っていうか、付き合ってくれって言われるから付き合っているだけだからな…


ドンヘ『あ〜！俺も自分が惚れた彼女が欲しい！』

『俺の運命の相手はどこにいるんだ〜！』

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