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すーじくとValentino! 2/2----サシャ様リク ページ25

「あなたを想って、つくりました」

「!」

ハラハラする二カ国。

きょとんとする一カ国。


「…?それは、他の2人の分もそうだろう?」

「勿論そうです。が、貴方様のものはお二方のものとは違います」

まっすぐな瞳でルートヴィッヒをみる秘書。

「(ついに言い切っちゃったよ)」

「(ルートさん気づきますかねぇ)」

「…私は、


貴方様のことが好きです。



ルートヴィッヒ様」



「…!」

さらに、彼の元へ歩み寄ると、胸に手を当てて続けた。


「友情としてではありません。また、国としてでもございません。


ルートに ヴィッヒ様、貴方個人を想っています」


「(かなり押しますね…)」

「(あれ?菊んちのバレンタインはこうじゃないの?)」


「そ、その」

ルートヴィッヒがやっと口を開けた。
秘書の手に自分の手を重ねる。

「俺は…恋愛感情をあまり持ったことがない。
全くないわけではないが…


だから、その、まだ自分でも不可解なんだ」

片手で口を抑え、目をそらす。


「(ああ、これは…)」

「(だ、大丈夫かな…)」


「…ます」

「え?」


「私が教えてみせます」


秘書は目をキラキラと輝かせて言った。


「お任せください。私が恋というもののすべてを、

手取り足取り、お教えしますから!」


「お、俺はそこまでとはっ」


「だから、覚悟なさって…ね?」



「(うーん、前途多難かなぁ)」

「(あら、将来有望ではないですか)」


どちらにせよ、恋の成就までの道のりは…


「そ、そんなにくっつくな!」

「心拍数が上がりませんか?」


まだまだ遠いかも、しれません。

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サシャ - ありがとうございます!これが癒しです(*´-`) 押せ押せな秘書さん可愛いです!! (2017年12月4日 22時) (レス) id: 5db44fb8df (このIDを非表示/違反報告)
とと(プロフ) - ココ@北米領さん» いえいえ!リクありがとうでした〜! (2017年11月28日 1時) (レス) id: c40f552dcf (このIDを非表示/違反報告)
とと(プロフ) - サシャさん» 遅れて申し訳ない…!できました! (2017年11月28日 1時) (レス) id: c40f552dcf (このIDを非表示/違反報告)
ココ@北米領(プロフ) - ととさん» ありがとうございます!つられて鳴いちゃう狼メリカ可愛かったです!(*^_^*) (2017年11月19日 7時) (レス) id: 8afcf3da14 (このIDを非表示/違反報告)
とと(プロフ) - サシャさん» 温かい言葉ありがとうございます(T ^ T)なかなか時間が作れず…!少々お待ちくださいませ… (2017年11月19日 1時) (レス) id: c40f552dcf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:とと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/hometotop/  
作成日時:2017年9月25日 21時

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