すーじくとValentino! 1/2----サシャ様リク ページ24
リクエスト
「隊長にバレンタインをあげちゃうフェリの秘書さん、お願いはチョコを受け取って！で、
純粋な隊長と押せ押せな秘書を見守るすーじく」
遅くなってすみません…！更新頑張ります。
***
「今日は気合入ってるね〜、A」
「それはそうでしょう！き、今日はるるるルートヴィッヒ様にばばばバレンティーノチョコを…」
「わぁ、顔真っ赤」
ヴェネチアーノの秘書が強く握りしめているのは、
手作りのチョコレート。
今日はヴァレンティーノである。
「菊様のお家では好きな男性に渡す習慣があると聞きましてっ」
「お前、どこからそういう情報いれてくるの…」
恋多きヴェネチアーノ本人ですら飽きれるような、
彼女のルートヴィッヒへの熱の入れ方は、生半可なものではなかった。
「あ、会議室着くよ」
「お待ちください。ネクタイ曲がってます、祖国」
そう言って真面目にネクタイを直す彼女の頭を、
ヴェネチアーノが撫でた。
「？なんですか？」
「いやぁ、かわいいなぁと思ってさ？俺の秘書♪」
「からかわないでください。さ、ご入室を」
相変わらず俺には淡白ー、と愚痴をこぼしながら会議室のドアを開けるヴェネチアーノ。
その後を、彼の忠実な秘書が続く。
「こんにちは。ヴェネチアーノ君、それにAさん」
「Guten Tag, Aと会うのはこの間の外食以来だな」
爽やかに微笑む2人に、秘書は顔を真っ赤にして敬礼した。
「は…はひっ！お久しぶりですっ！」
「もー。自分からルートに名前呼びにしてって頼んだのに、そんな赤くなってどうするの？みんな、久しぶりだね〜」
そうだ、とヴェネチアーノは目を輝かせた。
「ねえ菊、ニホンだと今日は何か送る日なんでしょ？」
「ああ。女性が男性に…ですね」
「？
秘書は、「あのっ」と切り出した。
「これ、菊様と祖国に」
小さな包みが各国の国旗にちなんでいる色だ。
「まあ、ありがとうございます」
「俺はついで〜？」
そして、と秘書は1人の方に振り返った。
「ルートヴィッヒ様、このチョコレート、
受け取ってくださいませんか…！」
ずい、と差し出されたチョコをルートヴィッヒは
微笑んで静かに受け取った。
「ああ、感謝する」
「(いやっ…ルートさんそうではなくっ…)」
「(それは本命チョコなんだよ〜！だってどうみても
サイズ違うしゴージャスじゃんか〜！)」
2人の哀れな視線に負けず、秘書は続けた。
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サシャ - ありがとうございます！これが癒しです(*´-`) 押せ押せな秘書さん可愛いです！！ (2017年12月4日 22時) (
レス) id: 5db44fb8df (このIDを非表示/違反報告)
とと(プロフ) - ココ@北米領さん» いえいえ！リクありがとうでした〜！ (2017年11月28日 1時) (レス) id: c40f552dcf (このIDを非表示/違反報告)
とと(プロフ) - サシャさん» 遅れて申し訳ない…！できました！ (2017年11月28日 1時) (レス) id: c40f552dcf (このIDを非表示/違反報告)
ココ@北米領(プロフ) - ととさん» ありがとうございます!つられて鳴いちゃう狼メリカ可愛かったです!(*^_^*) (2017年11月19日 7時) (レス) id: 8afcf3da14 (このIDを非表示/違反報告)
とと(プロフ) - サシャさん» 温かい言葉ありがとうございます(T ^ T)なかなか時間が作れず…！少々お待ちくださいませ… (2017年11月19日 1時) (レス) id: c40f552dcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とと | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/hometotop/
作成日時：2017年9月25日 21時
