国たちは衰退しました 1/2 ページ16
「人.類は衰退しました」が大好きな作者です。
結構前の作品(原作は小説、アニメにもなってます)ですが知ってる方いないかなぁ…(」・ワ・)」
(⊃・ワ・)⊃
このお話はそのパロディですが、原作を知らなくても読めます。
※きゃらの口調全然ちがいます。ちゅうい。
※話が少しシリアス、ブラックです。苦手な方はバック推奨。
＜設定・背景＞(多少変更済み)
舞台は人類が衰退した世界。
人が衰退、つまり減っていく世界では、
「国」という概念も無くなりつつあります。
主人公の「わたし」は『国連特別国家保護官』として、元々擬人化という形で存在していた「国」を保護する職につきました。
今までは人間のように知能を持ち、会話をしていた彼らでしたが、
「国」が実質上無くなっている今では______
***
「ええと。では点呼を行います」
「ぐーてんもるげん！」
「はい、隊長さんぐーてんもるげん」
「おはようございますです」
「おはようございます、お爺ちゃんさん」
わたしの前にぴしっ、と並ぶのは、
元国家の皆さんたち。
前まで私たち人間と同じ姿だったとは思えない、なんとも可愛らしい姿をした手乗りサイズ。
わたしはなにせ19年しか生きていないものですから、
もっとも、彼らの現役時代は知りません。
「もーにんだぞ！」
「にーざお！」
「…もーにん」
「ぼんじゅーる、まどもあぜる」
「ぷりゔぇー？」
「めりかさん、仙人さん、まゆげさん、ひげさん、まふらーさん…
なんと、今日は全員いらっしゃいますね！」
私の仕事は、彼らの生存確認を毎日し、健康状態をチェックすること。国連特別国家保護官という、
国があった時代の名残を感じる役職名です。
「…あれ？ぱすたさんは？」
本来国が無くなれば、国を擬人化した彼らも消えてしまうそう。ですが、
私が保護している国たちは、元の国が無いどころか知能・サイズ共に退行しているにも関わらず、なんとか形を保っているそうです。
「ぱすたさん、朝見てません？どなたか」
彼らの寝床は、私の事務室の机の引き出し。8か国？まるごと、普段はそこで寝ています。
「さあ？」
「たいちょーはみていないのですか？」
「おれもみてないぞ？」
「どいつがくった」
「もくひけん？」
「しらぬがほとけ」
「どっかでくたばってるんじゃねーのか」
ちっちゃな姿で意外と毒を吐きます。
特にまゆげさん。
「困りましたねえ…。どなたか探しにいけませんか？もし見つからなかったら、皆さん悲しいでしょう？」
国たちは衰退しました 2/2→←パリジェンヌと英国紳士 アンコール2/2 ---サシャ 様リク
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サシャ - ありがとうございます！これが癒しです(*´-`) 押せ押せな秘書さん可愛いです！！ (2017年12月4日 22時) (
レス) id: 5db44fb8df (このIDを非表示/違反報告)
とと(プロフ) - ココ@北米領さん» いえいえ！リクありがとうでした〜！ (2017年11月28日 1時) (レス) id: c40f552dcf (このIDを非表示/違反報告)
とと(プロフ) - サシャさん» 遅れて申し訳ない…！できました！ (2017年11月28日 1時) (レス) id: c40f552dcf (このIDを非表示/違反報告)
ココ@北米領(プロフ) - ととさん» ありがとうございます!つられて鳴いちゃう狼メリカ可愛かったです!(*^_^*) (2017年11月19日 7時) (レス) id: 8afcf3da14 (このIDを非表示/違反報告)
とと(プロフ) - サシャさん» 温かい言葉ありがとうございます(T ^ T)なかなか時間が作れず…！少々お待ちくださいませ… (2017年11月19日 1時) (レス) id: c40f552dcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とと | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/hometotop/
作成日時：2017年9月25日 21時
