サンプル1: Deal with the devil (賭.ケグルイopより)1/1 ページ1
※このお話はサンプルです。
リクエスト
「賭.ケグルイのop、Deal with the devilのイメージストーリーをキャラおまかせで」
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W学園生徒会長×秘書主人公
「今週の成果は?」
「はい。
英領になった者は今週で10人、追加されました」
Aは生徒資料を見せ、ぺら、と紙をめくった。
「ふーん、少ねぇな」
「相変わらず高い地位ですが、ご不満でも?会長」
「勝者こそが正義。
それがこの
今週は…まあ、そんな時もある」
W学園の生徒会長、アーサー=カークランド。
世界で最も多くの領地を持ち、それが彼の地位を支えている。
「ところでさぁ」
彼はAのネクタイを引っ張り、耳に囁いた。
「お前はいつ、俺の領になるんだ?」
夕日に照らされる金色の髪が、Aに耳にかかる。
「…会長。
貴方の所有する領地がすべて無くなれば、
貴方は大したことのない小国になるということをお忘れなく」
「この俺によくそんな口が聞けるな。A」
声に、怒りがこもった。
「大したことない?それはお前の方だろう。
お前の本国は俺よりも小さい。
そんなお前を保護してやってるのはどこの誰だ?
…答えてみろ」
「貴方です、カークランド会長」
「ただ」Aは彼の方に顔を向けた。
「私をお側においてくださるのは何故?
顔?能力?…いいえ、会長。
貴方が私を秘書として使う理由、それは…」
途端、彼はAの口を塞いだ。
「…」
沈黙が続く。
「はっ…」
ようやく離す。
「…貴方が、私に''依存''しているからですよ。
カークランド会長」
「…」
彼の瞳は、まっすぐ彼女を見つめている。
「私への情欲、所有欲、独占欲。
__お見通しですよ、それ」
「では、俺からもひとつ聞こう。
なぜ、お前はそれを受け入れているんだ?」
「それは…」
彼女は席を立ち、身震いをした。
「秘密です。では、私は寮に帰ります」
「おい!」
彼の声を後ろに、
生徒会長室のドアをバタンと閉めたA。
「は、ぁ…っ」
相互依存。
彼らの関係は、一言で言えばそうだった。
彼女もまた、生徒会長が自分に依存していることに
快感を覚えていた。
「貴方の髪も、体も、全部私のもの。
誰にも触らせない…だけど」
彼女はドアの方に近づく彼の足跡を聞きながら、
歩き始めた。
「欲しがるようじゃ、まだお子様ですね」
はやく、愛して、感じさせて。
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サシャ - ありがとうございます!これが癒しです(*´-`) 押せ押せな秘書さん可愛いです!! (2017年12月4日 22時) (レス) id: 5db44fb8df (このIDを非表示/違反報告)
とと(プロフ) - ココ@北米領さん» いえいえ!リクありがとうでした〜! (2017年11月28日 1時) (レス) id: c40f552dcf (このIDを非表示/違反報告)
とと(プロフ) - サシャさん» 遅れて申し訳ない…!できました! (2017年11月28日 1時) (レス) id: c40f552dcf (このIDを非表示/違反報告)
ココ@北米領(プロフ) - ととさん» ありがとうございます!つられて鳴いちゃう狼メリカ可愛かったです!(*^_^*) (2017年11月19日 7時) (レス) id: 8afcf3da14 (このIDを非表示/違反報告)
とと(プロフ) - サシャさん» 温かい言葉ありがとうございます(T ^ T)なかなか時間が作れず…!少々お待ちくださいませ… (2017年11月19日 1時) (レス) id: c40f552dcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とと | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/hometotop/
作成日時:2017年9月25日 21時