幼少期―9― ページ11
役人1「出雲A様をお連れ致しました。」
？「入れ」
政府の最上階のある一室の前で先程の役人が中にいる人物に声をかける
そうすると中から短く返された
役人1「こちらが出雲A様です｡」
？「そうか……出雲A様本日は御足労して頂きありがとうございます｡」ﾍﾟｺｯ
貴女「……貴方は？」
？「これは失礼｡私は政府で審神者の管理官をしています楠木(ｸｽｷ)と申します｡」
貴女「……楠木殿の様な偉い御方が僕に何の用で？」
楠木「失礼ですが出雲依様は御一緒ではないのですか？」
此処でもやっぱり姉上の事か……まあ、姉上は優しい人だから霊力は澄んでるし量も僕なんかよりも多いからね…
貴女「……姉上は講義会直前に体調を崩しまして講義会には僕だけで来ました……なにか問題でも？」
楠木「いえ､そう言う訳では御座いません｡本日此処で話す事に依様は関係ない事ですので待たせてしまっているのなら先に帰って良いと連絡を入れるつもりでしたので」
貴女「………そうですか」
姉上には関係のない話？
何の話だよ……
楠木「はい｡では本題に入っても宜しいでしょうか？」
貴女「はい」
楠木「A様は今のところ審神者になる最年少だと言うことはご存知ですよね？」
僕は静かに頷く
それもそうだだって審神者は一般の人間にはあまり知られていないが国家公務員だ
決して小二の子供が出来る仕事じゃない
それなのに僕が此処にいるのは僕が出雲家の人間だと言うのと母上と父上が政府に無理を言ったからだ
楠木「それででして､他の者達とも話し合った結果まだ幼いA様に全ての書類などを任せるのは大変だろうと本丸の担当役人の他にA様だけの担当役人を付けることになりました」
貴女「！！……そうですか…ですが､それなら姉上だけの役人のほうがいいのでは？」
楠木「ﾌﾙﾌﾙ……実はご両親にもこの話をしたのですが､やはり素性の分からぬ者を依様に付けたくはないと仰いまして…その際､依様に負担をかけぬよう仕事は全てA様にやらせると仰られました｡私どもからしたらそんな事はさせたくないのです｡A様はまだ小学生…これから中学に上がったりと色々ありますから…ですが､ご両親は依様に負担をかけるほうが大変だと言い張りまして……」
……マジかよ…
じゃあ、焦凍の所に行ける時間も減っちゃうじゃん…
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まむまむ(プロフ) - 樋口さんって文ストの見た目と同じような気が……？ (2018年8月25日 20時) (
レス) id: 0e07c2f705 (このIDを非表示/違反報告)
どろっぷ(プロフ) - ひぐっちゃんやー！！文スト要素もあるのか…素晴らしい！！ (2018年5月1日 13時) (レス) id: 30224d1d1f (このIDを非表示/違反報告)
ロット(プロフ) - 面白かったです！イラスト見れない……（T_T） (2018年3月9日 23時) (レス) id: 0121d6f333 (このIDを非表示/違反報告)
永遠の14歳（２６歳） - いつも楽しみにしています 頑張ってください (*'ω'*) (2018年1月16日 17時) (レス) id: 80b94da935 (このIDを非表示/違反報告)
神道 - めっちゃ続き気になるぅぅぅ！！更新頑張って下さい！ (2017年12月28日 12時) (レス) id: e5ef10b989 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Liar di volpe | 作成日時：2017年8月13日 22時
