幼少期―10― ページ12
貴女「……つまり僕は本来2人で分けてやる仕事を全てやらないといけないんですね」
楠木「……はいｯ､ですから少しでもA様の負担が減るようにとA様だけの担当役人を付けさせて頂くことになりました｡」
……この人も苦労してるんだな…
あんな姉上第一の両親の我儘を通してるんだから……
貴女「……あの」
楠木「なんでしょうか､A様」
貴女「…僕は幼馴染のところで稽古を付けて貰っています｡恐らく姉上は今本丸で初期刀を顕現し初期鍛刀も済ませているでしょう」
楠木「は､はい……それがなにか？」
貴女「……屹度､その刀剣男士達は自分の主が病弱だと知ったら態々政府まで来させて講義会を受けさせようとはしないはずです｡そうすると必然的に僕だけが講義会に参加することになります｡先程言ったように僕には幼馴染がいて稽古を付けて貰っていますから､そちらをこちらの都合で無下にする事など出来ません」
楠木「は、はぁ……」
貴女「……ですから実際は1〜2週間の講義会をもっと早く終わるようにして頂きたい｡どうせ姉上は受けないのだから僕の講義だけ早くしても問題はないでしょうから……そうですね､5日｡5日で講義会で受ける事全てを僕に教えて下さい｡」
楠木「そ、それは出来ますがA様の負担が大きすぎます！」
貴女「確かにそうですが､僕は幼馴染のお父様と約束しました､なるべく早く行けるようにしますと……それに､僕付きの役人がいるのでしょう？慣れないうちはその方とも一緒に仕事をしますし､どうしても幼馴染の所に行きたいのです」
……これで了承を得れなければ焦凍に会える時間がほんとに短く少なくなる…
楠木「……分かりました｡A様がそこまで仰るならば止めません｡実際講義会の内容は殆どが実技ですしA様ならばスグに身につけられるでしょう｡学校には通えるようにはしてありますから幼馴染様にも会えるようにしておきます｡」
貴女「ありがとうございます！」ﾍﾟｺｯ
まさか､許して貰えるなんて思ってなかった
小学校が同じじゃないから会える時間が欲しかったんだけど
これで焦凍に会える時間が少しだけだけど増える
楠木「これくらいいいのですよ……では､A様付きの役人を紹介致します」
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まむまむ(プロフ) - 樋口さんって文ストの見た目と同じような気が……？ (2018年8月25日 20時) (
レス) id: 0e07c2f705 (このIDを非表示/違反報告)
どろっぷ(プロフ) - ひぐっちゃんやー！！文スト要素もあるのか…素晴らしい！！ (2018年5月1日 13時) (レス) id: 30224d1d1f (このIDを非表示/違反報告)
ロット(プロフ) - 面白かったです！イラスト見れない……（T_T） (2018年3月9日 23時) (レス) id: 0121d6f333 (このIDを非表示/違反報告)
永遠の14歳（２６歳） - いつも楽しみにしています 頑張ってください (*'ω'*) (2018年1月16日 17時) (レス) id: 80b94da935 (このIDを非表示/違反報告)
神道 - めっちゃ続き気になるぅぅぅ！！更新頑張って下さい！ (2017年12月28日 12時) (レス) id: e5ef10b989 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Liar di volpe | 作成日時：2017年8月13日 22時
