気持ちをそのまま ページ4
見つけた。
どいつもこいつも地雷女に見えてイライラしてたけど、
見つけた瞬間、すごく遠くからでも分かった。
ﾋﾁｮﾙ『・・・すみません』
すごい混雑で人にぶつかりながら、早く行かなきゃって、気持ちばっかり焦る。
ダッシュで近づいて、本当に本人なのか確認もしないで、腕を掴んだ。
ﾋﾁｮﾙ『お前・・ﾊｧ・・ふざけんなよ・・ﾊｧ・・』
里桜『・・・・・なんで・・?』
地雷女は、びっくりした顔で固まってる。
うまく息が続かない。なんて言えばいいんだっけ。
俺は人目を避けて、置いてある木の陰に隠れるように、人ごみに背を向ける。
そして、呼吸を落ち着かせながら、掴んだ腕を引き寄せた。
すぐ目の前に、こっちを向いて立ってる地雷女。
ﾋﾁｮﾙ『あんな変なメールしておいて・・・勝手に見合いなんて、認めない』
見ると、なんか泣きそうな顔の地雷女と目が合う。
里桜『・・変なメールしてごめん。でも、もういいの』
ﾋﾁｮﾙ『良くない。お前が良くても俺は良くない』
里桜『・・何よ。人の真剣な気持ちを、酔っ払いのたわごとみたいに言ったくせに!!』
急に怒りのスイッチが入ったみたいに、俺の手を振りほどく。
こんな時でも、地雷踏んづけるのか、俺は・・。
ﾋﾁｮﾙ『・・お前、あのメールわざと?それとも天然?』
里桜『は?何言って・・・』
目の前に、ピンクの携帯の送信画面を突き付ける。
里桜『・・・何よこれ』
・・・・やっぱり天然だったか。
ﾋﾁｮﾙ『昨日、お前から来たメール』
里桜『・・嘘。こんなメールしてないもん』
携帯の横から俺を覗く表情が、不満だらけ。
ﾋﾁｮﾙ『あのなぁ・・・こんなメールが来たんだよ。バーカ』
不思議そうに、携帯を手にとって見てる。
里桜『・・・あ!!やだ///』
自分の間違いに気付いたのか、恥ずかしそうに顔を隠した。
ﾋﾁｮﾙ『・・・その暗号、さっきAが解いた・・・俺、まだそのメールにちゃんと返事してないんだけど』
顔を隠してる手を避けると、地雷女が1歩俺に近づいて、じーっと俺の目を見る。
里桜『ちゃんと、返事って?』
ﾋﾁｮﾙ『いいから、黙って聞いとけ』
なんだこの変な緊張感と恥ずかしい感じは・・・。
落ち着け・・ただ、気持ちをそのまま、言うだけだろ。
俺は、全身心臓になったんじゃないかってくらいバクバクいってる胸のあたりを、深呼吸してぐっと抑えた。
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かえぴー(プロフ) - コメント失礼致します！part12のパスワード教えて頂きたいです！ (2020年8月26日 11時) (
レス) id: 144fba6750 (このIDを非表示/違反報告)
ひらり(プロフ) - aquaさん» 返信が遅くなりすみません。メッセージ送らせていただきましたので、ご確認お願いします！ (2019年6月15日 17時) (レス) id: fc678f4861 (このIDを非表示/違反報告)
aqua(プロフ) - 初コメ失礼します! 12話のパスワード知りたいです！！ (2019年6月1日 2時) (レス) id: 99eb1a0052 (このIDを非表示/違反報告)
まゆまゆ(プロフ) - もうすぐギュッたんが帰ってきますね。完全体のSJが見たいですね。ハン様の近況はたまに見れるけどやっぱりヒニムのそばで笑うハン様が見たいです。 (2019年1月16日 6時) (レス) id: ddaab80a3d (このIDを非表示/違反報告)
ひらり(プロフ) - 慧さん» お久しぶりです^^*コメントありがとうございます。個別にメッセージ送りましたので、よろしくお願いします。 (2019年1月16日 5時) (レス) id: 58419b658d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひらり | 作成日時：2011年9月22日 9時
