第八話 宴がしたい ページ9
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｢昨日は悪かった！｣
起きてきて直ぐに、そう言って手を合わせるギャバンさんに苦笑する
『別に気にしてねェよ？俺も言いすぎたし…すまん、』
嫌いってのも訂正するな！と笑えば、泣きそうな顔をしていたのが一気に明るくなった
うん、そんなに傷ついたのか
なんか可愛いな
｢島だー！島が見えたぞォー！！｣
『らしいぜ？』
｢みたいだな！｣
俺が船に乗ってから、初の上陸
『この様子だと、今日も宴だな！』
ニヒッとギャバンさんに笑いかければ、苦い顔をしてそっぽを向かれた
いや何で？
宴好きじゃなかったっけ？
訳がわかんなくて首を傾げていると、隣に誰かが座った
『あ、レイリーさん』
｢昨日の事で、ロジャーが宴は暫くしないと言い出したんだよ｣
『え！？』
それってつまり、
『俺のせいじゃん！』
ちょっと話してくる！と立ち上がってロジャー船長の所に向かう
後ろから聞こえてきたレイリーさんの笑い声は無視だ無視
船長室の扉をノックして、返事を待たずに開け放てば、驚いた顔の船長が居た
｢おうリアン！どーした？｣
『宴』
｢ん？｣
『宴、何でしないんだ？』
｢リアンも楽しめる方法を考えようと思ってな！｣
ニシシ、と明るく笑う船長をキッと睨む
『望んでねェ！っつーか！俺は、今までの宴で、充分楽しいし…』
｢そうか？｣
俯いた俺を心配そうに覗き込んでくるロジャー船長に、バッと顔を上げた
『騒いでねェ船長とか気持ち悪ィ!!』
｢何だとこの野郎!!｣
逃げるようにドアを開けて、廊下に出る
扉が閉まる直前に、もう1度振り返った
『今日の宴、楽しみにしてる』
バタン___
閉じた扉に背を当てて、クスリと笑ってから軽い足取りで甲板を目指す
ポカン、とした船長の顔は本当に傑作だった
｢はっはっは！やれやれェ！｣
甲板に近付くにつれてどんどん大きくなる…笑い声？に首を傾げる
｢どっちも負けんなァ!!｣
あー、これは
｢北極だ!!｣
｢いや南極だ!!｣
喧嘩だな
『何やってんだ？コイツら』
｢あァ、リアン！理由は知らねェけど、バギーとシャンクスが喧嘩してんだ！賭けるか？｣
『あァ？じゃあ俺はレイリーさんに止められる、に賭けるぜ？』
｢そりゃ最もだ！｣
『だろ？』
｢いい加減にしろ!!｣
『ほらな』
案の定2人ともレイリーさんに殴られてた
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祥(プロフ) - ティコ。さん» では番外編で書かせていただきますね。 (2018年3月30日 10時) (
レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
ティコ。(プロフ) - 祥さん» どちらでも、好きな方で構いません (2018年3月30日 7時) (レス) id: e878cfb355 (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - 動物大好きさん» ありがとうございますっ 了解しました！ (2018年3月30日 2時) (レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
動物大好き - 内容はマルコ×夢主の話の中であった夢主がマルコに抱きついているのを見て嫉妬する感じがいいです。 (2018年3月30日 2時) (レス) id: c75e63e926 (このIDを非表示/違反報告)
動物大好き - すいません、またリクエストです。イゾウ×夢主をお願いします､番外編で書いてください｡ (2018年3月30日 2時) (レス) id: c75e63e926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2018年2月15日 6時
