第2話「初めての並中」 ページ4
その後恭兄に連れられて入学式の会場に行き
今は自分のクラスで先生の話を聞いている
先生「〜という事で自己紹介から始めようと思う！
まずは…げ…ひ、雲雀Aさんから！」
今「げ」って言ったよね？「げ」って言ったよね！？
おっと、僕の方に視線が集まってきた
『雲雀Aです！兄が風紀委員長をやっていますので
気を付けてください！(ﾆｺｯ)』
「「「( 怖ぇ…)」」」
先生「ぁ…雲雀さん…」
『恭兄？』
恭「A、終わった？」
『終わった…かな？』
ちらっと先生を見る、瞬間先生はビクッとする
先生「終わりました！」
恭「そう。Aおいで」
『は〜い！』
──移動中──
『どこ行くの？』
恭「応接室」
『授業は？』
恭「出なくていい」
『僕なんの為に学校来たの？』
恭「僕の手伝い」
『草壁さんじゃダメなの？』
恭「そう」
『変な虫が付かないため？』
恭「…」ﾌｲｯ
『…図星なんだ？』
恭「うるさい」ﾍﾟﾁｯ
『いっ…た！』
デコピンされた！自覚してないけど恭兄のデコピンむっちゃ痛いからね！？
『ひ、ひどいよ恭兄…(嘘泣)』
恭「う…」
嘘泣きだけど恭兄にはこれが一番効く
しゅんとして視線を下にすると
恭「…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
『ふぇ？』
恭「何？君が痛がるから仕方なくだからね？」
『ありがと〜♪』
恭「…やっぱり嘘泣きでしょ」
『恭兄の妹はあれぐらい(けっこう痛いけど)じゃ泣きません！』
恭「咬み殺す！」
『うそぉ！？』
恭「嘘。」
『心臓に悪い…』
恭「嘘泣きのお返しだよ。
ほらここが応接室、道覚えてね」
『うん。手伝いって何するの？』
恭「僕の言うことを聞いてればいい」
『やだ』
恭「終わったらいちごミルク買ってあげる」
『も、物なんかで釣られないからね！』←苺系大好物
恭「なら買ってあげない」
『やだ！いちごミルク飲みたい！』
恭「手伝う？」
『うん！いちごミルクのため！』
恭「 …(チョロい)」
──12時頃──
『つまらないー…』
恭「それ取って」
そう言って書類の山を指す
『全部？』
恭「そう」
『うへぇ…』
恭「つまらないって言うから仕事増やしてあげたんだよ」
『そういう事じゃなーい…』
でも恭兄といちごミルクのため、渋々ソファから立ち上がり書類を運ぶ
なんだこれ？保健室教師から給料アップ許可書？
誰これ書いたの…シャマル？誰だろう？
恭兄もこんな意味不明な書類片付けてるんだぁ〜…
──後日──
ｼｬ「なんで給料上がんないんだよ！？女の子と遊べなくなるだろ！」
恭「…」
シャマルは咬み殺されましたとさ
第3話「起こしたら咬み殺すからね？」→←第1話「雲雀家の朝」
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イヴ(プロフ) - ミリアさん» こっちでもいたwお楽しみに！(オリジナル後回しにしようかな…) (2018年3月21日 20時) (
レス) id: 2af4348fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く凄く楽しみな作品で更新再開楽しみにしています (2018年3月21日 19時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヴ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=illmizordekk
作成日時：2018年3月21日 12時
