第20話「スタンプ」 ページ23
《それはそうと朗報だ、
Aの炎の性質についてだゾ》
炎の性質。名前は知っているが確かに性質までは知らない
「炎…確か、"月の炎"だっけ？」
《あぁ。性質は変化
初代月の守護者は内戦を止める為に心を"変化"させたそうだ》
初代霧の守護者、
そして沈静では無く"変化"なので疑惑を忠誠に変えることも出来るそうだ
「そうか…だからあいつはその炎を使ってボンゴレを治めようとしたんだ」
「くだらない事を考えますね…」
「それでリボーンさん、朗報と言うのは？」
《そいつが作っていた装置は、炎を印鑑のように使い相手に注入する装置らしい
辺りにスタンプみたいな物はあるか？》
「それなら…Aちゃんの隣の机に」
《でかしたぞクローム。
それを敵のボスに押し当てれば沈静化出来るはずだ》
「じゃあ雲雀さんに渡せば！」
「10代目、俺が渡してきます！」
でも今雲雀さんは敵のボスと交戦中、
獄寺君とて割って入れるとは思えない
「仕方無い、僕がやりましょう」
「…え？……えっ！？いいの！？」
「つくづく煩いですね君は。
何、ただの気まぐれですよ」
「えっと…じゃあお願い、骸」
「クローム、お前も手伝いなさい」
「はい…骸様」
「ちょ、クロームにもやらせるのか！？」
骸の弟子とはいえクロームはまだ雲雀さんの戦いに手出し出来るほどには達していない
「当たり前でしょう
あの戦闘狂を僕一人で落ち着かせろと？」
「ボス、私は大丈夫だから」
【落ち着かせる(物理)】では無く
【落ち着かせる(精神)】なので確かに骸が割って入ったら怒りが増すのは目に見えていた
「クロームがそう言うなら…気を付けるんだよ？」
「うん…ありがとう」
クロームがそう返し終わると骸が三叉槍を構えた、クロームも続いて臨戦態勢をとる
「取り敢えず双方の動きを僕が止めます、
その間にお前はあの早とちりにスタンプとその説明を」
「はい、骸様」
骸で動きを止め、クロームが敵に見えないようスタンプを渡す
その間敵ボスに応戦するという作戦
あのパイナップル頭からどうやったらそんな作戦が出てくるんだか…
クロームに説明を終えると骸が動き出す
幻覚で植物のツタを出し雲雀さんもろとも拘束する
「…ｯ…六道骸、」
そう言うがツタで周囲が隠れて見えない
骸どころか敵も見当たらない程密集させたのだろう
「雲の人、これ」
「…スタンプかい？これがどうしたのさ」
「晴のアルコバレーノから…これを使って」
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イヴ(プロフ) - ミリアさん» こっちでもいたwお楽しみに！(オリジナル後回しにしようかな…) (2018年3月21日 20時) (
レス) id: 2af4348fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く凄く楽しみな作品で更新再開楽しみにしています (2018年3月21日 19時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヴ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=illmizordekk
作成日時：2018年3月21日 12時
