第15話「背中合わせ」 ページ17
トンファーを構え、僕らは敵に突っ込む
恭兄の激特訓のおかげか思ったより簡単に倒せている
攻撃を避けながら掻い潜り、トンファーで殴る
やばい、何故か楽しくなってきた
恭兄がどうして戦闘狂なのか今理解出来た
『ふふっ…あははっ！！
弱いよ、恭兄よりずっと弱い！！』
「僕をこんな群れと一緒にするなんて…
いい度胸だね、A」
『ほらほらぁ！！少しは避けてみなよ！！』
敵「ぐぅっ…、」
敵「ゔぁっ！」
…
……
『ふぅ、これで終わり？』
「そうだね。あとは群れのボス猿がいる」
『部下こんなにされてるのに出てこないって変なボスだなぁ〜』
「興味無いよ
群れは何人たりとも咬み殺す」
『じゃあ行こうか、お腹空いてきちゃった』
「夜食になるかな」
『夜食と言ったらおにぎり！』
「帰ったらね」
他愛もない話をしながら奥に入っていく
最深部には物々しい雰囲気のドアが佇んでいた
『ここ…だよね？』
あからさまに"ボスっ！！"って感じのドアだ
「多分ね」
恭兄が何も
ﾊﾞﾝｯｯ!!
開いたドアの向こうには1人の男が銃をこちらに向けていた
ﾎﾞｽｯ「ぅ……動くなぁ！」
『…』
「…」
呆れて声も出ないとはこの事だろう
銃弾を避けられる恭兄がボスっに突撃し、
銃を弾いてから頭をトンファーで殴る
『…終わったね、呆気ないね』
「つまらない…」
あ、電話しなきゃ
ﾌﾟﾙﾙﾙ…ﾋﾟｯ
『あー、あー、聞こえる？』
ﾘﾎﾞ《あぁ、聞こえてるぞ》
『終わったよ！すっごく呆気なかった』
ﾘﾎﾞ《まぁそこら辺のザコ組織だからな。
報告受け取ったぞ、んじゃまたな☆》
『はーい！』
「A、つまらないからもう1つ行くよ」
『そう来なくっちゃ！』
僕もつまらなかったんだよね〜…
最初は楽しかったけど慣れてくると飽きちゃったや
その日は計3ヶ所のアジトを潰した…
あとは本部だけ
支部が潰れるとすぐ気づかれそうな気もするけど
そんな事を気にしない恭兄に釣られてそのまま屋敷に帰るのであった
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イヴ(プロフ) - ミリアさん» こっちでもいたwお楽しみに！(オリジナル後回しにしようかな…) (2018年3月21日 20時) (
レス) id: 2af4348fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く凄く楽しみな作品で更新再開楽しみにしています (2018年3月21日 19時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヴ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=illmizordekk
作成日時：2018年3月21日 12時
