第13話「帰り道」 ページ15
リボーンに許可をとり僕達は支部の情報をもらった
でも結構近くにあるんだなぁ〜
あ、僕を狙ってるわけだから遠い方がおかしいか
『ね、恭兄。いつ行くの？』
「いつでもいいけど早く行こう」
『じゃあ明日の夜とか？』
「良いよ」
『やった！』
「ちゃんと準備しておいてね」
過保護だなー、恭兄は
『大丈夫だって、それにそんな物要らないでしょ？』
「忘れても知らないからね」
『ちゃんと持ってくるもん！
そうだ、』
ちょいちょいと手招きして恭兄に少し屈んでもらう
ﾁｭｯ
「……！」
『〜♪』
「…A」
『んー？なーに？』
恭兄に名前を呼ばれそちらに顔を向ける
向けなきゃ良かった、後悔先に立たず…
ﾁｭｯ
『へぁ//！？』
「ふっ…(微笑)
さっきのお返し」
『き、恭兄のいじわる！』
「君が先にしたんでしょ、それに
"挨拶"じゃないの？」
『うぅっ…//』
「…早く帰るよ」
ぷいっと帰路に体を向け足を進める
『あれ、恭兄照れてる…！？』
「違う」
『照れてる！レアだ！写真を…』
慌てて携帯を出さねば！と思い
取り出した携帯は恭兄に取り上げられてしまった
『あ、返して恭兄！ずるい！』
「嫌だ。明日まで返さない」
『照れ顔撮られたくないからだ！』
そう言い合いながら猫じゃらしで遊ぶ猫のようにじゃれあっていた
傍から見たらこれじゃあ本当に恋人みたい…
「照れてない、煩い」
『恭兄照れると"煩い"って言う癖あるよね！』
「うるさ……黙れ」
『言い直してる、図星きた！』
「それ以前に普通に煩いよ」
周囲に目を向けると奥様方が噂をしていた
「若いっていいわねぇ♪」
「ホント！元気よねぇ」
「私もあれぐらいの時に青春したわぁ」
『か、帰ろう/！』
「何照れてるの、A」
『う、煩い！』
「(癖まで僕と同じ…って事かな)」
奥様方、こっちに聞こえる声で噂しないで！
それは噂じゃなくて世間話って言うの！
恭兄に見られた…勘づかれた…と、思う…
はぁ……/
これって…僕の方が好きみたいじゃん…
第14話「支部潰し」→←第12話「気まぐれとは時に恐ろしい」
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イヴ(プロフ) - ミリアさん» こっちでもいたwお楽しみに！(オリジナル後回しにしようかな…) (2018年3月21日 20時) (
レス) id: 2af4348fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く凄く楽しみな作品で更新再開楽しみにしています (2018年3月21日 19時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヴ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=illmizordekk
作成日時：2018年3月21日 12時
