R12の展開 ページ31
「…イルミ、その視線の理由を聞いてもいいかな…」
「え?俺そんなに見てた?」
「…うんまあ、気になるくらいには…」
「ごめんごめん、気にしないで荷物まとめて」
そう言うとふいっと視線を手元の針に戻してどこから出したのそのハンカチ?なハンカチで磨き始めた。
私は自分の手元に目線を戻して洋服を畳んでバッグに詰め込む。
…あ、これビスケがくれた洋服だ…結局あれから帰ってないしそろそろ行かな「A、」
「ん?どした?」
声がした方を振り返るといつの間にか後ろにイルミが立っていた。
気配消すの上手になったなぁ…
と、呑気に考えている私だけどこの後少年の成長に驚かされる。
「やっぱりこっち、来て」
手首をぐいっと引っ張っられてベッドの方へ導かれる。
…えっ?どこに導かれるって…?ベッ……えっ?
「えっ、ちょっと、待っ…」
…まさか、…えっ?まだイルミ12歳だよね?それに私Rフラグ立てたつもりないんだけど!?!?
3日前から感じてたけど、少年だと思ってたイルミがいつのまにか積極的になったのは気のせい…ではないのかもしれない。
「ここ、座って。
最近Aと顔を合わせてなかったよね、前みたいに話がしたい」
「そっ、あ…そう言う事ね…」
されるがままにぽすっ、とベッドに座ってしまったけど今の状況はイルミと私が横並びにベッドに座っている状況。ベッドに連れられるから、どういうことかと思えばそういう事ね…
…いや元はと言えばイルミを男として意識するのが間違いなんだ。1人の少年として見ればこんなにドキドキしなくて済む話。
まずはイルミから話が出されるのを待とう。
「どういう事だと思ってたの。
…それよりA、最近顔色悪いよ」
「えっ、あー…
急に環境が変わったからかなぁ…」
「……やっぱり、ウチはAに合わなかった?」
「ううん!前も言ったけど、ゾルディックファミリー大好きだよ」
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りんごのうさちゃん職人 - booksさん» booksさん、いつもコメントありがとうございます!!そうなんですか!?それが聞けて嬉しいです(;ω;)booksさんの作品も応援してます!! (2019年5月8日 18時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
books - 私、この作品見て書き始めました!!応援してます!! (2019年5月8日 17時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
りんごのうさちゃん職人 - 棒人間さん» 棒人間さん、ありがとうございます!!今回はゾルディックと例の奇術師を中心に書こうかと思ってます(><)頑張ります〜〜!!!! (2019年4月23日 20時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
棒人間 - 続編おめでとうございます!幻影旅団も良いですが、ゾルディック家も最高です!これからも頑張って下さい! (2019年4月23日 18時) (レス) id: 804948c577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんごのうさちゃん職人 | 作成日時:2019年4月23日 8時