クールな幼なじみ【前原陽斗】【磯貝悠馬】

自律 ページ15

次の朝

陽斗と途中であった渚と杉野と教室に向かいながら
自律思考固定砲台の話をしていた

杉「なぁ 今日もいるのかな アイツ」

渚「多分…」

杉「烏間先生に苦情言おうぜ アイツと一緒じゃクラスが成り立たないって」

前「確かにな…」

ガラッ

杉「…ん？ なんか体積が増えてるような…」



律「おはようございます!! 美紗子さん、渚さん、杉野さん、前原さん!!」


…何故か360度キャラ変わっていた自律思考固定砲台が挨拶をしてきた

どうやら殺せんせーが機械のメモリーを変えたらしい…。




律「庭の草木も緑が深くなっていますね
春も終わり近づく初夏の香りがします！」

不「たった一晩でえらくキュートになっちゃって…」

菅「これ一応…固定砲台…だよな？」

寺「何言ってんだよ全部あのタコが作ったプログラムだろ。愛想良くても機械は機械 また空気読まずに射撃するだろ ポンコツ」

そう寺坂が言うと自律思考固定砲台は泣いていた


…その後皆に軽く責められる寺坂を見るのだった




岡野「へぇーこんなのまで体の中で作れるんだ」

律「はいプラスチックを体内で自在に成型できます」

矢「じゃあさ 花とか作ってみて！」

律「分かりました 花の形を学習しておきます。王手です 千葉君」

千「…3局目でもう勝てなくなった なんつー学習力だ」


自律思考固定砲台は皆と少しずつ馴染んでいて
皆から自律思考固定砲台から一文字取って 律 という呼び名を付けられていた…。




…けど思ったのは律は寺坂のいう通りプログラムで動いており
自分の意志ではない
…そこが気掛かりだった




次の日

教室に入ると

…律は戻っていた


どうやら昨日の内に開発者に変えられたらしい





そして授業が始まると

ブゥゥゥン

全『(…来る!!)』

ジャキッ


…出てきたのは沢山の花だった



どうやら自分の意志で開発者に逆らったようだった


殺「素晴らしい つまり律さんあなたは」

律「はい！自分の意志で産みの親に逆らいました!!」



ーこうしてE組に仲間が1人また増えた

これからは28人で暗殺をしていくんだとー

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