時・111 ページ13
◆ 太輔・side ◆
Aが頑張った1ヶ月。
とても充実して幸せだったらしいが、こっちは大変なことになっていた。
「AのD工房って どこにあるんですか?」
「買いに行きたいんですけど」
ものすごい早さで噂が事務所、企画会社、同業者に波及。
それも その原因になったのは…
「お前の彼女、余計なことをしやがって」
「悪かったってば、でも、そんなつもりなかったんだって(。-人-。) ゴメン!」
『 AのD工房 知ってる? 』で拡散。
日にちが経つにつれ、その聞かれる頻度は増してきていた。
幸い Aは、インスタ類は苦手。そういう情報は得ない(極度の怖がり)
「でも、Aちゃんの腕は 本物ってことだよ」
「だよな、マジであのチーズケーキは 旨かったもん」
たった20本の注文。
でも、お人好しの彼女、注文以上のお菓子をサービスしてたらしい(金額に見合うように)
「大丈夫だよ、人の噂も七十五日って言うだろ?そのうち無くなるよ」
「そうそう、知らんぷりしとこうぜ」
そうかもな…
現代人って飽きやすいし、とくに東京人は。
そのうち諦める… と、この時は思っていた。
でも…
「ガヤ!!ガヤ!!大変!!」
「玉?何?」
走るの苦手なくせにバタバタと走ってきた玉。
その手には、何かの紙?
「み、見て!これ!!」
「?」
え…
― 『 探せ!AのD工房!芸能界幻のスィーツ店! 』 ―
「はぁあああ!?(@_@;)ナニコレ!?」
「都市伝説になってるんだよ!!」
何――――!?Σ( ̄ロ ̄lll)ハァアア!?
「ぼ〜っとネット見てたら こんな記事が出来てたんだ(印刷してきた)」
「芸能界内スィーツ店、幻の菓子って… 」
嘘だろ…
「ま、マズくね?」
「マズイ… 非常にマズイ」
インスタも検索してみると同じ内容の物が次々に…
それもジャニ御用達って…
「ど、どうする?」
「どうするって… お前… 」
どうしたらいいんだ…
まさか、こんなことになるなんて。
「と、とにかく!キス会議!!」
「おう!!」
メンバーが集まり、情報収集。誰が誰と食べたかとか。
すると原因がもう一つ判明。
「ニカ千… 」
「だって 食べさせたかったんだもん… ごめん」
Jrに自慢したかったらしい…
それがジャニ御用達の幻のスィーツ店に発展。
スタッフの口コミも交じり大変なことになっていく。
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なな(プロフ) - こんばんは!パスワードを教えていただいてから一気に読ませていただきました!次から次へと気になって2日で読み終わっちゃいました(*^^*)素敵な作品出会えて嬉しかったです! (2月17日 19時) (レス) @page50 id: 7281645d4d (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - サラさん» サラさん、おはようございます(*^▽^*) よこーさんの物語ですか…う〜ん、考えたことなかったですね(;^ω^)ゴメン 少し考えてみましょうか。浮かばなかったらごめんなさい。いつも読んで頂いてありがとうございました!! (2022年11月17日 5時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 消える物語、完結ありがとうございました。お疲れ様でした。でも、あの、横尾さんの物語はないのですか?別時読みたいです!あと、宮っちの別時が好きです(*^_^*) (2022年11月16日 10時) (レス) id: 61a4c34ec5 (このIDを非表示/違反報告)
亀猫(プロフ) - こっちゃんさん» こっちゃんさ、ありがとうございます(*^▽^*)エヘッ 憶えていてくださって嬉しいです!そう!ナイスフライト楽しみです!!早く観たいですね(*'ω'*)キラリン☆ (2022年7月11日 5時) (レス) id: d73310e050 (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃん(プロフ) - 遅くなっちゃいました。7月10日 亀猫さん、お誕生日おめでとうございます。 玉担でしたよね?ナイスフライト 楽しんでくださいね。(*^^*) (2022年7月10日 21時) (レス) id: 072fa4d01f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亀猫 | 作成日時:2021年10月2日 10時