幾時の針・消えない物語

時・6 ページ6

◆ 太輔・side ◆

うふふっ…



うふふっ…



「またかよ、気持ち悪いやっちゃな」


「機嫌が悪いと思いきや、ご機嫌なんて」



うるさい奴らの来訪だけど そんなこと もうどうでもいい。


いや〜、昨晩は 良かった(*^▽^*)


レベル上げも大事だけど、純粋に愛し合うってのが 最高に良い！！



「好きなだけ見てくれたまえ！」


「ほな、見よっか、まず寝室から」



なぬ！？



「え！そこ！？」


「ええやん、イチャラブ寝室〜♪」



げぇ――！！？Σ(￣ロ￣lll)！！


まずくないか！？昨日、結構 激しかったぞ！！



「ちょっと、大倉… 」


「おー！ホテルみたいやん、さすがや」



え… ？



嘘っ…



超綺麗に片付いてる…



「ええなぁ、この家」


「だろ？」



北山と大倉君は、隅から隅まで部屋を見て回っていた。


でも、どこも粗はなく、すべてが綺麗だった。



「やっぱ、俺もAちゃんみたいに 綺麗好きな子がええなぁ」


「誰かおらん？それか、俺に譲ってくれへん？」



何をバカなことを…



「いないし、譲るか！！」


「大倉君なら たくさん好きって言ってくれる子いそうなのに？」



Aが不思議そうに大倉君に言った。



「おるけど、変なんばっかやで」


「そうそう、コイツのは ヤバいんだって」



大倉君の場合、いろいろある。


事務所も頭を抱えている状態だ。



「でも、こんだけのセキュリティ対策しとるマンションなら ええと思うわ」


「俺も考えないとな、マジで」



うん、少し落ち着くといいよな…


このままだと 大倉君の精神がやられるから。



「でも、Aちゃん、良かったな、ちゃんと守ってくれる彼氏で」


「なかなかないで、ここまでする奴は」



え…



「うん！(*´σｰ｀)ｴﾍﾍ」



大倉君…



「今、俺のこと ええ奴やんって思ったやろ(￣ー￣)ﾆﾔﾘ？」


「お！思うか！(;'∀')ｱｾｱｾ！！」



思ったけど！！



「俺もええ子 見つけよ〜と！な？宏光(*^▽^*)」


「いるかな〜？」



いると思うよ、俺は。


ま、Aみたいな可愛くて器量良しは、なかなかいないと思うけどな(*^▽^*)


やっぱり 俺のAは 誰もが羨む いい女だ！！



「じゃあ、藤ヶ谷 明日な」


「ああ、気を付けて帰れよ」



二人は、おやつまでしっかり食べ帰って行った。




さて、これから イチャイチャラブラブタイム♪




今宵こそ、どうレベルアップさせようかな〜？(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

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