幾時の針・消えない物語

時・4 ページ4

うっ〜…



機嫌悪い〜… でも、私が悪い(-_-;)



「それで？何で北山たちを呼びたいわけ？」


「あ、それは、太輔のJrの時の写真見せてくれるって言うから」



お宝写真らしい〜(*^▽^*)



「はぁ！？Jrの頃の俺！？」


「うん！ずっと前に見たことはあるんだけど 上京してくる前に全部売っちゃったから」



泣く泣く売ったんだよね… (ﾉд-｡)ｸｽﾝ


取り戻せはしないけど もう一度見たくて。


その話をしたら みっくんが探してくれて…



「そっか、でも… いつから好きなんだ？俺のこと」


「ドラマの時から！！」



忘れもしないよ、一目見てズキューンって撃ち抜かれたこと。



「あ、そう言えば言ってたな、えっと なんだっけ？美男？美咲？」


「ううん、サスペンスドラマ！」



そういうと 太輔はテーブルに頭をゴン☆



「なんつー… マニアックな… それも最悪にド下手な… 」


「え？そう？かっこよかったよ」



美咲も美男も理想も好きだったけど、私はあの家元の息子役が一番。


懸命に恋人を想う役に心惹かれた。



「そっか… ありがと」


「いえいえ、どういたしまして」



二人で照れくさそうに笑う。



「それから ずっと 俺？」


「うん、ずっと太輔」



浮気はない。



「でも、他にいただろ？好きな子、ほら… よく同級生って… 」


「いないよ、だって 私、女子校だったし」



お父さんのせいだけど。



「小中は、男の子いたけど 全然興味なかった」


「異性で意識したのは、太輔だけ」



それから 一筋。


今でも あなたが私の輝く星なの(*´σｰ｀)ｴﾍﾍ



「なんか… すげぇ嬉しい」


「それなのに、俺って最低… お前以外の女と… 」



え？



「でも、それは 仕方がな… 」



ガタン！！



え？



「A！」


「は！はい！！」



何！？急に手を握って… ？？



「俺、マジでお前だけだから！」


「お前以外 勃たないから！！」



勃たないって…



「もう… ストレートすぎ〜… 」


「あ、ごめん」



聞いてて 恥ずかしい(/ω＼)///




「でも、それぐらい お前しか見てないから 俺」


「好きだよ、A」



やだ、キュンキュンする…



「だから 今晩は 期待してるからな！(*^▽^*)」


「え？」



今晩？？



あ！！



「よし！じゃあ、風呂入ろう！」


「え！？」



ヤバい…




私ってば、なんて約束を…




どうしよう… 超ピーンチΣ(￣ロ￣lll)ｶﾞｰﾝ

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