・ ページ17
｢ほんと心強いや。…ﾊｧﾊｧってあれ、なんか急に力が抜ける感覚がっ｣
医｢イス持ってきて！大丈夫？ちょっと一旦座ろう｣
｢っはい。先生も今日はありがとうございました。無茶言ってステージ立たせてもらって……｣
医｢ほんと、3時間弱よくやり切ったよ。脈は落ち着いてるしステージ終わって緊張が解けたのかな。……目触るよ｣
｢はい｣
医｢軽い貧血だね。大丈夫ちょっと休めば落ち着くよ。｣
｢良かったぁ｣
紀｢Aお疲れ様。ステージ良かったよ。｣
｢紀章さん！ありがどうございました。｣
紀｢あのさ、、、｣
｢はい｣
紀｢ちょっとこの後時間ある？｣
｢えっありますけど…｣
紀｢じゃそのまましばらく待機で。また呼びに来るから｣
｢わっかりました…｣
─3時間後─
呼びに来る。と言って去って行った紀章さん。
コンコン!
｢はい！｣
紀｢おまたせ、ちょっとステージの所まで来てもらって良い？｣
｢ステージですか？｣
確かそろそろステージ解体作業が始まると聴いていたけど…
紀｢ちょっとね。あっゆっくりで大丈夫だから。上着とか持って来てね。人いなくて若干空気冷たなってきてるから｣
｢わかりました。｣
紀｢じゃ先行ってるね。｣
そう言われ、上着を持ちステージに向かうと電飾がライトアップされていた。
｢あれ、ステージの電源切ったんじゃ｣
悠｢よっ、お疲れ様。まじでライブ凄かった｣
｢悠一さん！どうしてここに？｣
悠｢その話はまた後で。ちょっとここ座ってて｣
｢？？？陽葵は？｣
悠｢楽屋で、森さんがみてくれてる｣
｢あっそうなの！？｣
紀｢あっあー、大丈夫？音入ってる？…おっけー｣
｢GRANRODEOさん……？｣
紀｢とりあえず、、ここまでのワールドツアーと、日本公演お疲れ様｣
｢ありがとうございます……｣
紀｢ちょっと小耳に挟んだんだけど、もうすぐ誕生日なんだって？｣
｢えっあっはい！！｣
紀｢ここまでお疲れ様と、誕生日おめでとうと、これからもよろしくって意味を込めて少しだけ俺らのライブをお届けしようかなと思いまして｣
｢！！！！｣
悠｢ハハッwもう泣いてる笑｣
｢えっだってぇぇぇぇ！！こんな豪華なことあっていいの！？｣
紀｢楽しんでって｣
そう一言をつけて、GRANRODEOさんのライブは始まった。
─30分後─
紀｢……ありがとう！改めて誕生日おめでとう。これからも良きライバルで居てくれな｣
｢こちらこそありがとうございます！私の夢を叶えて下さって…｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なつき x他1人 | 作成日時：2023年10月10日 0時
