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「おまえが新しくお兄さまのお世話係になったっていうメイド？」
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翌朝ーーー支度を済ませて桃李さまの部屋へ向かった……はずなのだけれど。
扉の前にいたのは桃李さまにそっくりな…女の子…？
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女の子は腕組みしながら私を睨みつける。
桃李さまにそっくりな女の子……それに、お兄さまって…もしかして！
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『お、お嬢さま！？』
「…そうだけど？」
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思い当たるのは桃李さまの妹君、つまり…お嬢さま。
驚きすぎてつい声をあげてしまうも、彼女はさも当然かのように頷く。
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お嬢さまは体が弱いって聞いていたけれどこんなに普通に出歩いていていいのかな。
確か北条のみんなもほとんどお嬢さまの係に付いていたはず。
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頭が混乱してきてフリーズしてしまう。
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｢A遅い！どれいのくせにボクを待たせるなんてどういうことだ！｣
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そんなとき、勢いよく扉が開いてでてきたのは桃李さま。
怒った様子に慌てて頭を下げる。
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『すみません！』
「あれ？ 扉の前には来てたのか」
「…お嬢さま？ どうしてここに…」
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謝ると、私が近くまで来ていたことに驚いた顔をする桃李さま。
後ろからきた伏見さんはそこにお嬢さまがいることに驚いているよう。
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2人の姿をみて怯んだように｢う…｣と声をあげたのはお嬢さま。
ジリジリと後ずさりをする。
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「おまえがお兄さまのお世話係なんて絶対認めないんだから！」
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ここで何もしない方がいいと思ったのか、焦ったようにそんな捨て台詞を吐いてお嬢さまは廊下を駆けていく。
体が弱いはずなのに大丈夫なのかな…。
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「ふふ、お嬢さまに目をつけられてしまったようですね」
『…え！？』
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伏見さんは笑いながらそんなことを言うが、全然笑い事じゃゃない。
働き始めた初日に何もしたつもりがないのに嫌われるなんて。
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これから、本当に大丈夫なのかな…。
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ゆずは(プロフ) - ごんすけさん» えーーー！！そんなこと言ってくださるなんて…嬉しすぎます！ありがとうございます（ ; ; ）更新頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします！！！！ (2022年10月13日 23時) (
レス) @page33 id: a915559bd8 (このIDを非表示/違反報告)
ごんすけ(プロフ) - 尊いです好きですありがとうございます……(早口)本っ当に最高です……毎度毎度 泣きそうなくらいの尊みで息の根が止まります…(愛)作者様も作品も大好きです…泣 (2022年10月13日 13時) (レス) @page33 id: 62f4ed090e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - ルナ（自称天才☆）さん» コメントありがとうございます！若干辛い展開かもしれないですが、最後はハッピーエンドなので楽しみにしておいて下さい〜！更新頑張ります！ (2022年9月8日 13時) (レス) id: a915559bd8 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ（自称天才☆）(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品とても素敵だと思います。この後の展開が待ち遠しいです！ぜひ更新頑張ってください、待ってます！ (2022年9月8日 0時) (レス) @page17 id: 2c52dd1a0d (このIDを非表示/違反報告)
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