【あんスタ】私とあいつの喧嘩祭り【朔間凛月】

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｢ここ、きてよ｣



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そんなことをしていると

凛月は自分が座っている横をトントンと叩く



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私は、言われたとおり凛月の横に座った



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そしたら、凛月がゴロンと寝転がってきて

膝枕の状態になった



．



『ちょっ、何してんの？！』

｢おやすみ〜｣



．



私に説明する間もなく凛月は寝ようとする



．



私も起こそうとするけど

やっぱり連れ回したから疲れてるのかなって

ちょっとだけ寝させてあげることにした



．



……そういや、最近凛月が寝てるの

あんまりみてないな



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いつからか、会ったら喧嘩ばっかで

全然まったりできてなかった



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私の膝の上で気持ちよさそうに

すうすうと寝息をたててる凛月



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その顔は、悔しいくらいにかっこいい



．



．



(寝顔はやっぱ変わらないんだなあ…)



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ずっと一緒だった

昔から、何をするときも



．



私の人生

記憶のほとんどに凛月がいて



．



辛い時も、ずっとそばにいてくれた



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すぐ私のことバカにしてくるし

喧嘩腰の態度もとってくるけど



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たまに優しくなったりして

凛月は、全部ずるい



．



『……好き』



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凛月をみていたらポツリと零れた言葉は

紛れもない本音だった



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