【あんスタ】私とあいつの喧嘩祭り【朔間凛月】

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『って！しおりのこときいてない！』



．



夏目くんがしおりのことを知っている理由を

きくのを忘れてて

夏目くんの方をみる



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そしたら凛月と意外と仲良さそうに

笑ってて少し安心した



．



なんだ、機嫌治ってるじゃん

…凛月が顔を赤らめている意味はわからないけど



．



『あれって、話かけていい雰囲気だと思う？』

「俺にふらないでくれ」

『やだー、まーくん冷たい』



．



もういいや

次の授業受けに行くか

また会えるよね



．



でも、きっとそれだったら

それまでしおりとは______



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「Aちゃん、しおりのことでちょっとはなしたいんだけド」

『うわぁぁ！…って夏目くん。うん、私も話したかったの…えっと……放課後一緒に帰れる…かな？』



．



夏目くんが頷いたのをみて

「じゃあね」と手を振って３年生の教室に戻る



．



しおり

私、これでいいんだよね？



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なにも、間違ってないよね

私がしてることは悪くないよね



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呪文のように心に唱えて

頬をぺちんと叩いた

よし、元気出せ私



．



“Aちゃんってなんかさ______”



．



うん

きっと、きっと大丈夫



．



『……っ……り、…つ…』



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そして______突然気分が悪くなって



．



最後に視界に捉えた凛月の腕の中で

私は意識を手放した



．



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