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明くる日の病室。
ベッドに横たわっている少女は、目線の先にいる姉の話に耳を傾けていた。
「やっぱり、お姉ちゃんのお話面白いね！さすがジャーナリストさん。
それで、特ダネはいいの？」
少女、Aはくすくすと上品な笑み零し、時計を視界に入れたあと姉、テウタを見つめた。
テウタは、見つめられる瞳と投げかけられた言葉に瞬きを数回。
そして時計を確認してすぐ慌ただしく立ち上がった。
「いっけない！もうこんな時間！
Aが聞き上手だから沢山話しちゃっていっつも時間忘れるの。
あんまり長くいられなくてごめんね。
今度また、次はルカとアダムと一緒に来るね。」
テウタは申し訳なさそうに眉尻を下げて少女の顔を見つめた。
Aは また来てね と、腰まで伸びた髪の毛を揺らした。
ルカ とは、テウタと同い年の幼馴染である。
Aにとっては第2の姉のようなものだ。
そして アダム とは、同じく幼馴染で、テウタのひとつ上である。
Aにとっては優しい兄のようなもので、初恋はこの人だったりする。
ルカとアダムは、テウタとAの大事な家族同然だ。
そうしてテウタのいなくなった広い一人部屋は、Aには少し寂しく感じた。
一度まぶたを落とし、もう一度ゆっくり開くと、手近にある棚からパソコンを取りだした。
最新モデルのコンパクトで高性能なものだ。
テウタは過保護であり、体の弱いAが電子機器を扱うことにあまり良い顔をしない。
最愛の姉の心配事を減らすべく、Aはいつも姉の前では電子機器を触ることを筆頭に心配されるような言動は控えている。
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SAKURA(プロフ) - 続き楽しみに待っています(o^^o) (11月24日 19時) (
レス) @page7 id: 34368c8369 (このIDを非表示/違反報告)
ama0524(プロフ) - 更新頑張ってください！！続き楽しみに待ってます！！ (2022年12月19日 23時) (レス) @page7 id: 140ae72aea (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - 更新頑張って下さい！楽しみに待ってます(*^_^*) (2021年5月14日 2時) (レス) id: 4e73cb21b9 (このIDを非表示/違反報告)
サエ(プロフ) - 更新頑張って下さい、楽しみにしてます！私はテウタちゃんはクロかヘルベチカ落ちがいいです！！ (2020年10月13日 0時) (レス) id: 8d36bd5821 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむぽむぽあろ(プロフ) - いとさん» コメありがとうございます！クロですね、前向きに考えます！！ (2020年8月10日 17時) (レス) id: 6067a31220 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむぽむぽあろ | 作成日時：2020年2月3日 7時
