こ た え あ わ せ。【不死川実弥】

三年半記念日は未来の話。 ページ15

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実弥へ

あっという間に3年半の記念日となりました。時の流れが早すぎて、環境も変わって、私達はいつの間にか大人の仲間入りになっていましたね。

3年記念の時は、本当に色々ありました。実弥と離れて寂しいとか、この環境に慣れるのが嫌だとか、毎日毎日泣き喚いて実弥を困らせて我儘言って。

でも、実弥は毎回私の話をちゃんと聞いてくれました。本当に、本当にありがとう。実弥じゃなかったら私はずっと泣いていたよ。

社会人になって実弥と離れ離れになるのはとても嫌だったけど、ひとつだけ社会人になって良かった事があります。

それは、未来の話を現実化出来ること。金欠だった大学生の頃、あそこ行けたらいいね、とか次は別の場所に行ければ楽しいだろうね、とかのタラレバ話を沢山しましたね。でも、社会人になれば行動範囲も広がって、実弥と色んな所へ行く事が出来ちゃうのです。すごいでしょ？

だから、沢山叶えに行こう。色んな場所に行って、色んな経験をして、色んな思い出を作っていこう。大丈夫、実弥とならきっと出来るよ。

もうそろそろ便箋が終わりそうだから、この辺にしておこうかな。あ、あとね、もうひとつだけ。

実弥の教師姿かっこよすぎて無理なんだけど！というか襟元閉めてよ！私みたいに女子生徒や先生がガン見しちゃうでしょ！？ダメだよほんとに！私が閉めにいきたいよ！！もう！大好きなんだから！

突っ走りすぎました。だって本当にかっこいいんだから困る。でもね、そんな実弥が大好き。愛してる。


今まで本当にありがとう、そしてこれからも隣に居てね。今日も貴方を愛しています。



それじゃあ、また半年後に。

A15

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