トイレットペーパーを隠した【土方十四郎】

フラグ回収はやいて ページ7

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　存在感を消して屯所内に侵入する。侵入なんて言い方をしているが此処はれっきとした我が家である。履き物を両手に持って音を立てずに自室の扉を開けたと思いきや、寸前で「Aさん……？」と呼び止められ、体内の臓器、主に心臓部ら辺が口からこぼれ落ちそうになった。飲み込めたからセーフ。
　内心ドッキドキの中、ロボットダンスのような動きで振り向く。そこに居たのは────真選組監察、山崎退。


「……ザキ、私の事は忘れて未来へ羽ばたいてくれ」
「いや何言ってんの？というか副長が、」
「ジミィィイィ〜〜？この世には知らなくていい事でありふれているんだ。副長の事は忘れろ。あれは前から手遅れだった」
「副長死んだ事にされてんだけどォ！？」
「黙るんだジミーィィイ！！今ここで副長の名を出してみろ！多分これが盛大なフラグとなり後ろを向いたらマヨネーズニコチンコとごっつんこ☆になるオチが見えてくるだろうが！」


「─────誰がマヨネーズニコチンコとごっつんこだァ？」


　やったぜあの副長にち〇こというワードを言わせたワイの勝ち。


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