存在 ページ3
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真選組屯所に着くと、やはり仮にも一般ピープルの私は緊張というものをする。流石武装警察真選組。門からもう迫力が違う。帰りたい。
「と言うかこれ勝手に中入って大丈夫なのか」
おそるおそる門を開けると辺りはシーンと静まり返っていた。人の気配がない。何これ、何でこんな気配がないの。怖いんですけど。帰りたい。土方さんにメールでどこにいるか聞いてみるか。いやでも怖いな。メールでさえしたくない。殺られそう。帰りたい。
どうしようかと思いながら1人門前で佇んでいると不意に背後から声が聞こえた。
「あんた誰ですかィ？」
「ぅ"お"っ！！」
いきなり過ぎて驚きを隠せなかった自分。今変な声出たぞ。恥ずかしい。仮にも人の気配くらい察知してくれよ自分。
「えっと…"土方さん"ってどちらにいらっしゃいますでしょうか」
「なんでィ、土方コノヤローの知り合いですかィ？」
「土方コノヤロー…？」
「こんな別嬪さんが知り合いなんざ、あんた土方のコレですかィ？」
そう言って小指をヒクヒクさせるこの青年は多分私より年下だと思われる。てか小指を立たせるな。彼女なんかじゃないやめてくれ。いやでも恋人役になれと言われた身でもあるし下手に否定して後で殺されるのも御免だ。どうしたらいいんだよ。
どう答えたら良いのか分からずただひたすら黙り込んでいると、栗色の髪がサラサラと風に
「まぁいいや。とりあえず土方さんの所まで案内しやすぜ」
「あ、ありがとうございます」
「ところで、あんた名前はなんていうんですかィ？」
「あー、橋本Aです」
「Aさん、でいいですかィ？俺ァ沖田総悟っていいまさァ」
「沖田…君ですね」
そうこう言っているうちに沖田君が「ここでさァ」といいバズーカを用意した。ん？バズーカを用意した？
「……沖田君？」
「死ね土方ァアアアアアアアアア！！！！！」
「んんんんんん？」
ドカーンという音と暴風に思わず目と耳を塞ぐ。一体コレは何の真似だろう。恐ろしすぎやしないか。流石に一般人目の前に居ながらバズーカはやばいだろ。
「てめぇ総悟ォッ！！！何しやがんだこの野郎！！」
「チッ生きてやがったか」
「舌打ち聞こえてんぞクソガキ！！」
バズーカを放った部屋から土方さんが出て来て沖田君と口論を始める。終わる気配のない喧嘩。絶対私の存在忘れているだろコイツら。いや勘弁してもろて。
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いくま(プロフ) - ふぉい！さん» 選ばれたのは綾〇ですよ((ﾆｺｯ (2018年7月24日 8時) (
レス) id: 8c955fc7fb (このIDを非表示/違反報告)
ふぉい！ - 選ばれたのは綾鷹wwww (2018年7月2日 19時) (レス) id: 1633712eeb (このIDを非表示/違反報告)
いくま(プロフ) - マピトさん» コメントありがとうございます。一番だなんてとんでもないです｡｡｡私もずっと土方さん推しなのでマピトさんの小説読んできます！ (2018年4月5日 14時) (レス) id: 8c955fc7fb (このIDを非表示/違反報告)
マピト - 今まで見てきた小説の中でこの小説が一番良いなと思いました。 私も土方オチの小説を書いているので見習いたいと思います！ (2018年4月5日 11時) (レス) id: 9353c4256d (このIDを非表示/違反報告)
いくま(プロフ) - ユラさん» コメントありがとうございます。瞬時に思って頂き光栄です、笑しかし文才が皆無なのでこらから無茶苦茶展開になると思いますが、これからもよろしくお願い致します。 (2018年4月4日 12時) (レス) id: 8c955fc7fb (このIDを非表示/違反報告)
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