親 し き 仲 に も 礼 義 あ り 6

296 お知り合い ページ46

式が始まる10分前くらいに会場に着いた。



『…まさかまだ緊張してんの？笑
大丈夫？笑』




赤葦「…だ、大丈夫…」




…本当か？笑


見た目は超イケメンなのに中身ビビリじゃん笑



緊張してる赤葦の腕を掴んで中まで行くと、そこにはたくさんの見知った顔が揃ってた。




研磨「あ、赤葦……と……A…？」



ハナ「あ！！本当だAだ！！」

ヒメ「久し振りーーっ！！」

エリ「すごい大人になったねー！笑」



『…皆…超久し振りっ！笑』


そこには高校時代…たくさんお世話になった友人達が居たんだ。



音駒の人もたくさんいたし、赤葦の高校の人も居た



赤葦「…俺はちょっと先輩達に挨拶してくるけど…Aはここに居る？」



『んー…もうちょっと皆と話したいから、後で赤葦のとこ行くね！』



赤葦「ん、じゃあ後でね？」



赤葦はそう言うと、梟谷の人達が沢山居る所に行ってしまった。



…ちょっと寂しく感じたけど、周りには今大切にしていた友人達が居る。



それがとても心地良く感じた。



暫く皆と昔話に花を咲かせて…新郎新婦入場の挨拶が聞こえてくる。


『あ、ごめん！ウチそろそろ赤葦の所に行くね！』


研磨「うん、…あ、そうだ。
…Aおめでとう笑」



『…なにが？笑』



ハナ「な、何でもない！笑
じゃあまた後でゆっくり話そうね〜！笑」



…変なの笑




でも皆んなとたくさん話せたしいっか！笑




『赤葦〜！ごめん遅くなっちゃって！』




赤葦「大丈夫だよ、俺も結構長話しちゃってたし」




赤葦に近付いてくと、赤葦の周りにいた人達にとても見覚えがあった。



木兎「……あ！！あの時の美人！！」



『え！？……っと…ご無沙汰してます…？』



取り敢えず赤葦は先輩って言ってたからそう挨拶しておいた。


赤葦「ちょっと木兎さん、Aが驚いてるんでやめてもらっていいスか」



木兎「なんだよー！いいじゃんかそんくらい！」




赤葦「良くないです。駄々こねるならもうトスあげませんけど」



やーだー！

って大きな声でそう言うすごい髪型の人。




赤葦とその人の絡みが面白くて笑っちゃった笑



『ぷはっ！笑
もういいじゃん赤葦、そろそろ新郎新婦入場だからどっか座ろう？』



赤葦「…そうだね笑
それじゃあ俺達行きますね」




木葉「おう！赤葦頑張れよ〜！動画撮っといてやるからな！」




その後少し離れた席に歩いてって赤葦と座ったんだけど…








頑張れ…とか、動画…ってなんだろ

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