291 隣に居る人 ページ41
『赤葦に…お礼言わなきゃ』
母「その方がいいね。京治は本当に良くやってくれたし、本当にカッコよくなった！笑」
父「あいつにAを任せられるのが嬉しいよ笑」
『はい？任せる？…なにそれ？』
勝手に話が進んでて
ついていけない。
母「バカ！それは自分で言うからまだ言わないでって言われてたでしょ！？」
父「あ！……やっぱ今のなし！何でもない！」
『そ、そうなの？笑』
2人のこんな光景をまた見る事ができて嬉しい。
赤葦にお礼を言わないと…いけないね笑
その後は2人とも長居をしないで帰っていった。
まだ…あの家に居るからいつでも帰っておいでね
って言葉を残して。
________
その日の夜
急いで赤葦に電話をかけた。
赤葦「…もしもし？」
『ケジメ終わった？』
回りくどく聞かないで
ストレートにそう聞く
赤葦「…終わったよ。
…もしかして今日会った？笑」
…やっぱり赤葦が2人に言ってくれたんだ。
『うん…会えたよ。今までの事全部教えてもらった
赤葦が居場所を教えてくれたって言ってて、二人と仲直りできた』
赤葦「…良かった…」
息を吐き出しながらそんな声が聞こえて…
赤葦に対する愛が増していく。
『赤葦、本当にありがとう』
赤葦「俺はただ場所を教えただけだよ笑
会いに行くかは2人次第だったし…」
『うん…でも…』
でも…
赤葦「ん？なに？」
『…赤葦の事、もっと好きになった』
恥ずかしい…
とか
照れくさい…
とか
そんなのもう心地良い感情になってる。
そう感じるようにさせてるのは赤葦だから。
赤葦「…俺もAが好き」
いつもより…ほんの少し低い声が
頭を甘く痺れさせる。
『あー…ウチね、今本当に幸せだと思う』
赤葦「…俺もすっごい幸せ」
同じ気持ちだって事がこんなに嬉しくて幸せなんだね。
『なんかさ…電話してるのに赤葦が隣にいる感じする…笑』
赤葦「…それ俺も思ってた笑
なんか…落ち着く笑」
『…同じ事考え過ぎでしょ笑』
赤葦「それくらい俺らは愛し合ってるってことじゃん？」
恥ずかしくないのかよ笑
『…なに？なんか欲しいもんでもあんの？笑』
こっちもその雰囲気に流されると思ったら大間違い
赤葦「…俺はAが欲しい」
『……はい？』
それ…
どうゆう意味で言ってるの？
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らっかせい - 泣きました… (2021年7月21日 19時) (
レス) id: ac50ef14ea (このIDを非表示/違反報告)
夏希 - 話だと思いました！〈途切れてすみません〉精神の病気って一番怖いのではないかと思いました。主人公のように、自分が。自分が誰かを助ける。そういう考えで生きたいと思いました！感動をありがとうございました！ (2018年3月31日 17時) (レス) id: af72519e86 (このIDを非表示/違反報告)
夏希 - 一気に全部読みました！最後もう感動でした！というか読むの二回目ですけど(笑)正直、出てくる登場人物がうだうだしすぎてモヤモヤしていましたし、なんでそうなるかなーと思ったりしてましたけど。でも、やっぱり全部を通してすっごいい (2018年3月31日 17時) (レス) id: af72519e86 (このIDを非表示/違反報告)
*posu*polejump(プロフ) - なかなか読むことが出来なく、今読み終わりました。 やばい涙で画面が見えない！最高でした！ (2018年1月25日 13時) (レス) id: 43ac6ebefc (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - イッキ読みしました！！！とても話に引き込まれて、すごく心にスッと入ってきて感動しました！！ (2017年10月29日 5時) (レス) id: b28bc73f98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らん | 作成日時：2017年8月30日 22時
