親 し き 仲 に も 礼 義 あ り 6

270 素敵な部屋 ページ20

勇人「A、あんま遅くなんなよ？」



『わーかってるってば笑
遅くなるときはちゃんと連絡するよ』




今日は黒尾先輩とミカが一緒に住んでる家に遊びに行く日。




今日ばかりは店を閉めて、勇人もまさみさんも休んでもらう。





子供達は学校があるからもう家を出てるけど、
2人とも楽しんでるみたいで良かった。




ミカ「Aー！迎えに来たよ〜！」




ドアが外れるんじゃないかってくらい思いっきりドアを開けて中に入って来たミカ。




『今行く〜！

…それじゃあ勇人、今日はしっかり休んでね？』




勇人「あいよー笑
Aも楽しんでこいよ？」



『ありがと！じゃあ行ってきます！』




そのままミカと外に出て、久しぶりに友達と遊ぶ事にワクワクした。




ミカ「すぐに家に連れてってあげたいんだけどさ〜
ちょっと汚いから鉄朗が掃除終わるまで遊ぼ！笑」






『は？先輩に掃除任せてこっち来たの？笑』



ミカ「だって昨日ミカが寝てる間にあいつ友達呼んで宅飲みしてたんだもん。

朝から怒鳴ってきたよ〜笑」




『なんか大変そうだけど楽しそうだね笑』




ミカと黒尾先輩って…どんな生活してんのかな？





…てか…カップルってどんな風に過ごしてんのかな




なんて疑問が湧き出してくる。




ミカ「…楽しいよ！喧嘩もしょっちゅうするけどね！笑

まあとりあえずそこら辺のカフェでまったりしよっか！笑」




なんて言うミカに手を引かれながら
近くのオシャレなカフェに入る。




そこで1時間くらい話してて…




黒尾先輩から掃除終わった報告が来たらしく、
やっとミカ達の家に行く事になった。




ミカ「ついたっ！ここだよ〜！笑」




『…マンションとか…金どっから出てきたの笑』



ミカ「2人で高校の間に貯めた！それにここ大学生用みたいな感じだから結構安いんだ〜！」




ウチの知らない間に…



本当大人になったなって改めて思わされた。





いつも遊ぶ時は親の金だったのにな…笑




なんて思いつつも、2人の部屋の中に入れてもらった




黒尾「お！Aちゃんお久〜笑」



『先輩お久ぶりです笑
あ、お邪魔しまーす！笑』



ミカ「どうぞどうぞ〜！！
あ！なんか飲む？？」




ミカに案内されてリビングまで行くと、
ミカの割に結構シンプルで綺麗な部屋が広がってた。



黒尾「あ、因みにこの部屋は俺の趣味な笑」



『やっぱり笑』









好きな人と2人で住むのは楽しいんだろうな

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