51 貫かれる体 ページ1
赤葦君と写真を撮った事…
Tシャツを交換した事…
全てが良い思い出だよ。
それが例え長くは続かないモノだったとしても
本当に素敵な夢でした。
…なんで過去形なのか…って？
だってそれは…
今の私に起きている不思議な現象に気付き始めたから。
___________
今から始まる開会式の前に少し喉が渇いたから、
自分のバッグに手を入れて持ってきた飲み物を取ろうとした。
『あれ……？』
どんだけ手を入れて探しても手には当たらないその感覚。
葵「…どしたの？」
『…いや…何か飲み物…持ってきてたと思ったけど忘れてきたみたい…笑』
おかしい…
今朝あんなに確認したのに。
その時はちゃんとあったのに。
…でもまぁ飲み物なら自販機で買えるからいっか…
そんな甘い考えで納得してしまった私。
あんだけ葵に
おかしいと思ったらすぐ言ってって言われたのにね
葵「も〜Aってば馬鹿なんだから！笑
今日天気良いし暑いからちゃんと水分取らなきゃダメだよ？笑」
凛「んじゃ開会式終わったら自販行こーよ笑」
『うん…ごめん笑』
その話が終わって…
3年生が並んでるところの最後尾に私達は並んだ。
その炎天下の中…
長くて飽きる先生の注意事項や
競技説明
今日の大体の予定とかを話される。
『……あつっ……』
まだ動いてもいないのに流れ出す汗。
お団子にしたからいつもより涼しいはずなのに
私は何をこんなに緊張してるんだろう。
凛「…A大丈夫か？
開会式抜けて日陰行く？」
私と葵と同じヘアバンドを頭につけておでこ丸出しの凛。
『凛の顔見たら暑くなくなった 笑』
今は開会式中で大きい声は出せないから
凛にしか聞こえない声でそう言った…つもりだった
凛「はぁ？笑
まぁそれなら良いけども笑」
『うん、ありがと笑』
バレないように声を小さくしたんじゃ無い。
小さい声しか出せなかったんだ。
熱さで具合が悪くなりそうだったから。
それと…
さっきから私に向けられた
あの子を取り巻く2年の女子の視線が…
私の身体を貫きそうな程キツく…
監視している気がしたから。
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らん(プロフ) - 紗綾さん» 紗綾さん！まだ読み続けていただけてるだけでも嬉しいのに…本当ありがとうございます！（；＿；）紗綾さんの為にも出来る範囲でガンガン更新させてもらいます！(≧∀≦) (2018年7月2日 10時) (
レス) id: 733e0e4959 (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - 茉優さん» 大変長らくお待たせしてしまってすいません(T ^ T)ですがやっと小説書けるような環境が整いましたので、仕事の隙を見て書き溜めていた分ガンガン更新しますね！！(^ ^) (2018年7月2日 10時) (レス) id: 733e0e4959 (このIDを非表示/違反報告)
紗綾(プロフ) - らんさんの小説がウラツクの中で1番好きです！！いつも応援しています！体調に気を付けて頑張ってください！ (2018年7月2日 7時) (レス) id: d1babcc912 (このIDを非表示/違反報告)
茉優(プロフ) - お久しぶりです！！！また、らんさんの小説読めて本当に嬉しいです！！！ (2018年7月2日 6時) (レス) id: 0df41439fc (このIDを非表示/違反報告)
chika(プロフ) - めっちゃいいですね！更新楽しみにしてます！！！ (2018年2月12日 7時) (レス) id: f969a44ae3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らん | 作成日時：2017年9月22日 8時
