過去は知っている(オリキャラ！)byろんど

KZ。 ページ12

今日は、探偵チームKZの集まりがあった。


「もう、暗いからアーヤを送って、帰ろうぜ」



そう言って立ち上がろうとした時。


「あれって…瀬羅じゃね？」

上杉君が言うとみんなが、指さす方を見た。


「あ、本当だ。」

「双子で、揃ってるね。」

「秀明の帰りかな？」









私達がまじまじと見ていたから、蓮君と悠君も、気がついたみたい。



そして、こっちに歩いてくる。




「なんで、あいつらこっちに来るんだ？」

「黒木に、女取られたとかか？」






蓮君と悠君は、私達の前で止まった。

そして、蓮君が口を開く。







「噂で聞いたとおり、数の上杉。シャリの小塚。ウェーブの若武。コネをいっぱい持つ黒木。
君達の学力には、びっくりしたよ。」


「それに、美門と、……立花もいるじゃん。

これは、豪華なメンツだな。」


そして、やっと、悠君が口を開けた。


「これは、どういうグループ？」


その顔は、この前と違って、顔色は、良かった。



この人数は、まだ大丈夫らしい。


すると、若武が自信ありそうに答えた。



「俺らで、探偵チームを作ってるんだ！」



「へー、」

「なにそれ、面白そ。」





これが、兄弟の違いと言うものか…

興味深々な蓮君と、

興味のなさそうな悠君。

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