7人の極道。…参

◆千賀 ページ36

俺達が今、いるのは……



「北海道〜❤️」



ニカが嬉しそうに両手を挙げる。

そんなニカとは正反対に、

俺は難しい顔をしながらスマホとにらめっこ。



『ん〜？ここの道で合ってるはずだけど……』


ドンドンと山奥へと進む。

目的地まで歩いてる間、俺達の近状を話そう。






あれから玉森組は藤ヶ谷組の傘下に入り、

太輔組長により、

大規模な組員の地位も編成された。


組長は藤ヶ谷組の若頭だった太輔さん。

そんな組長を支えるのが

ミツさんと横尾さん。


この3人が新たな藤ヶ谷組のトップ3。



俺とニカは若中でも上の地位になった。

仲良く、２人揃ってね。笑





そんな俺とニカは飛行機で東京を発ち、

北海道の山奥へとやってきた。



その目的は・・・・・？





『あ！あの家かな？』


俺が指差した先はポツンと一軒家。



その家の前には……

会いたかった２人の姿が。






「若頭！！宮田〜♪」






ニカが笑顔で手を振ると。


２人も笑顔で迎えてくれた。

◆二階堂→←●横尾

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