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部屋に入ると





高田が玉の上に馬乗りになっていた。



俺達……じゃなくて。

その後ろにいた俺らのサポマネと……

浅野社長を見た瞬間、
高田は玉から勢いよく離れた。





「……高田くん、どうゆうことかね?」



浅野社長の問いかけに黙っている高田に
代わって俺が話した。








『……高田さんが玉森のことを脅して

この部屋に玉森を連れ込んでたんです。

手首にも痣をつけられたり……。』



俺の言葉に高田は狼狽える。








「……しょっ証拠はあるのか!?

証拠もないくせに…「ありますよ。」



高田の言葉を遮って藤ヶ谷が答えた。









「裕太。」


横尾さんが玉を呼び寄せると


玉はポケットからボイスレコーダーを取りだし
再生ボタンを押した。



そこには先程の玉と高田の会話の内容。




聞き終えた浅野社長は静かに言った。






「……残念だよ、高田くん。

君には期待していたのに……。

警察、呼ばれたくなかったら

今すぐここから立ち去りなさい。



………もう二度と彼らに近付くな。」


浅野社長の言葉に高田は観念したのか

フラフラと部屋を出ていく。






……俺らの横を通り過ぎて……






玉の横を通りすぎる時ー









「……お前だけは絶対に許さない……


……………覚えとけよ…。」






と呟き部屋を出ていった。





そのあと、浅野社長はサポマネと俺らに。

そして玉に何度も頭を下げた。





後日、
高田はこの仕事をクビになったと聞かされた。






……それからの行方は知らない。






皆が笑顔になる中でー。



俺は高田が玉に向けて言い放った言葉が
気になっていた。









ただの勢いから出ただけの言葉ならいいが……。

s→←いっぽちゃんです★!



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作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2017年9月22日 9時

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