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白い着物を着て、御所の寝台に行くと
入口には二階堂がいて。
「…北山様…この度は、申し訳ございませんでした」
と、頭を下げられた。
二階堂と同じ目線になるため、
その場で腰を下ろし首を横に振る。
『お前のせいじゃない。
横尾と千賀には不問になった後で反省の文でも書かせる。
気にするな。』
自分でも驚くほど落ち着いていて不思議な気分だ。
二階堂と話すのはかなり久しぶりだが、
この男にも様々な想いがあったのだろう。
それは後々、ゆっくりと聞こう。
「……藤ヶ谷様にも同じことを言っていただきました。」
『もう中に?』
「はい、いらっしゃいます。…行ってらっしゃいませ。」
二階堂に頭を下げられ、俺は寝台に上がった。
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いっぽちゃん(プロフ) - みこさん» コメントありがとうございます✿ただいま作成中です···!もう少しお待ちください。 (2023年4月4日 7時) (レス) id: 837c8c98f1 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - 続きが気になります。更新待ってます。 (2023年4月3日 21時) (レス) id: 29558d72fa (このIDを非表示/違反報告)
いっぽちゃん(プロフ) - ちびさん» コメントありがとうございます✿創作ものですが辻斬りは実際にあったことらしいので時代物としてあえて入れました。藤北の関係も最後までハラハラさせてしまうと思いますが楽しんで読んでください。よろしくお願いします。 (2023年4月2日 20時) (レス) id: 837c8c98f1 (このIDを非表示/違反報告)
ちび(プロフ) - めっちゃ楽しいです。通知来ると嬉しくて蘭怖いですがあの時代ならそうですよね、ミツと蘭の関係気になるしFKも、どうなるのか気になりますね⚪︎お話楽しいしドキドキします、続楽しみにしてます⚪︎ (2023年4月2日 18時) (レス) @page50 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2023年2月22日 13時