虹色の想い。 (ページ43)

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これから呑まない？と

宮田からのお誘い。

珍しい……と思いつつ、宮田を俺の家に呼んだ。

死にそうな顔の宮田。

『……どうした？玉と何かあったの？』

優しく聞いてみた。

宮田の瞳からは大量の涙。

とりあえずティッシュを渡す。

泣きすぎて鼻も真っ赤。

いつも以上に鼻が主張している。笑笑

少し落ち着いたのか

宮田がポツリ、ポツリと話し出した。

「………玉が………」

その話はなかなか衝撃的で。

玉が……浮気？

宮田大好き～な玉が？

でも
キスマークがあったなら……やっぱり浮気か。

そんなことを思っているとー

ーピンポーン

……この時間に来る奴は一人しかいない……。

玄関を開けると……

やっぱり……。

「千賀～～～」

………………………………ニカ。

明日、朝から舞祭組の収録なのに……。

これは今日は寝れないな………。

「ミツが～ミツが～」

ほら出た。
こいつが家まで押し掛けてくる時は

大体、恋人の宏光のこと。

こんなんだから
宮田に“お人好し”って言われるのかも。

『……とりあえず話、聞くから。上がって？

今、宮田もいるから。まとめて聞くよ。』

時計を見ると深夜1時。

夜はまだまだ長い……………。。