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t ページ39

『……もう、やめて下さい。

お願いします……』


深夜のテレビ局。


俺は高田さんに呼び出されて


物置部屋で頭を下げた。






「……何言っちゃってるの?

いいのかな?キスマイの仕事なくなっても。」



この人は本当にズルい……。


俺が断ることができないようなことを


平気で言ってくる。





その時ー……お腹に痛みが走った。


あ。殴られたんだ。と冷静に思った。



痛みでその場でうずくまると


高田さんが覆い被さってきた。



また殴られると目をつぶった瞬間……




さっきまでの重みはなくなって。


横には倒れている高田さん。






そして俺を抱き起こしたのは……






『ミツ……………』



ミツだった。






『…どうして?』



「……台本、ココに忘れてさ。

取りに来たんだ。」


ニコッと笑ったあと、

ミツの視線は高田さんへ向けられた。






「……どうゆうことですか?高田さん。」






「北山くんか。

ふ……そうか。…………玉森くんが拒否するなら

メンバーでもある君が
代わりにしてくれるかな?」



嫌な予感がした。






『……ミツ…っ!逃げて!』


高田さんはニヤッと笑い

ミツの手首を掴み

埃がかかったソファーに押し倒した。


ミツが抵抗するも

大柄で体格もいい高田さんが相手では
びくともしない。




ミツの元に行って助けたいのに…


さっきお腹を殴られたからか

痛みが走って、身体が思うように動かないー。









『……ミツっ!!』









高田さんの手がミツのシャツに伸びていき

シャツのボタンが音を立てて



…………床に落ちた。

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作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2017年9月14日 21時

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