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撮影が終わって

ニカと居酒屋へ。


ニカと二人で呑むのはあの時以来だ。




…宏光のことが好きだ。と相談された日。



お酒が入るといつも以上に

ハイテンションになるニカ。





「千賀はさ、どんな子がタイプなの〜?」



どんな子……



『…元気な子…かな?』







「ふむふむ。俺の知り合いにいるわっ!

元気な子!しかも可愛い系!

写メ見る?ほら、この子!!」


ニカが見せてくれた画像に写ってたのは

当然、女の子で。




『う〜ん……』なんて薄い反応したら





「この子がダメなんて

お前、贅沢だわ〜。笑笑」って言われた。







『…ニカはさ、

宏光のどんなところが好きなの?』



俺もお酒が入ってるからか

シラフなら絶対聞けない質問をしてみた。


ニカはこの質問を待ってたかのように

身を乗り出して話しだした。






「え〜?もうね、全部!笑笑

年上なのに可愛いし〜。

でも頼りになるときは凄い男らしいし〜

照れ屋だし〜

そうそう。この前なんてさ〜…………」



聞いといて後悔とはこのことだ。


ニカが

めちゃくちゃ宏光を
愛していることだけは分かった。



惚気話も右から左へ抜けていく。



適当に相づちをしながらお酒を流し込んだ。





「……だから。





ガヤには絶対渡さない。」





さっきまでのハイテンションなニカからは

想像もしてなかったような顔つきで


ニカは呟いた。

M→←Ki



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作者名:いっぽちゃん | 作成日時:2017年9月14日 21時

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