【ツイステッドワンダーランド】【FGO】マスターだった彼女はVillainsの世界へ Ⅱ (ページ34)

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75話ページ34

Noside

A達はマジフトの朝練へと連れていかれた
マジフト場には既にジャックもいた

「おう、お前らも朝練に参加するのか」

「もっと寝てたかったんだけど、ラギーに連れてこられたんだゾ」

「せっかくだし、今日は軽くゲームでもしますか

1年坊を揉んでやるっス」

「ふぁ〜………おい、お前はベンチで寝てろ」

『えっ、なんでですか………』

「何でもこうもねぇお前、隈が酷すぎる」

撫でるようにAの目元を触るレオナは少し悲しそうな表情だった

『……分かりました寝れないと思いますけど、寝てきます』

・・・

朝練が終わり、制服に着替えようと寮に戻る寮生達をAは止めた

「ヒッ………！」

「な、なんだよ………！」

『えっと………良かったら、レモンのはちみつ漬けどうぞ……』

Aの手にははちみつ漬けにされているレモンが入ったタッパーがあった

「……えっと、どうも？」

『はい、どうぞ』

他の寮生に渡しに行くAの姿にサバナクロー寮生は癒されていた

「なんか、小動物みたいだな………」

「わかる、癒しだ………」

レオナ達のところへ、渡し行く

「サバナクロー寮はもう来年の寮対抗マジフト大会に向けて特訓を始めてるってことかぁ」

「ああ、そっかアンタらはまだ知らないんスね

寮対抗マジフト大会よりも、もっと大規模なヤツが毎年5月にあるんスよ」

それは『学園対抗戦』

名前の通り、他の学校と戦うマジカルシフト大会

そして、ナイトレイブンカレッジは毎年『ロイヤルソードアカデミー』と戦うらしい

ジャックが言うには、ナイトレイブンカレッジはロイヤルソードアカデミーに100年負け越してると言うが、ラギーがムッとしたから、まだ99年だと言う

更に去年はポジション決めで揉め、試合前に乱闘騒ぎになったとか