43話 ページ46
Noside
水澄チームは計35失点。
伊達チームは計40失点。
この日も水澄チームの方が失点は少なかった。
スコア表を見ながら宵越はあることに気づく。
それは人見の失点が水澄チームの時、伊達チームよりも5点少なかったからだ
「気になるかい宵越君。人見君が手を抜いてるかもーとか？」
「えっ？」
「いっ いや……」
しかし、人見にとって手を抜くメリットはなかった。
『人見君の失点が多い理由が分からないのはまだお互いを理解出来てないからだと思う』
「確かにこいつらの事はまだよくわかってねーけど……どうすりゃいいのかサッパリ…」
「練習中の姿しか知らない事がマズイんだ。たまにはみんなで遊んだりするのも大事だよ」
「あ…遊ぶゥ……？」
・・・
雨が振る中A達1年生はほとほとと歩く
「(遊ぶって何をすればいいんだ……!?)」
↑今まで遊んでこなかった人
『(遊ぶってどんなことするんだろ……カバディ観戦とか、かな？)』
↑今まで遊んでこなかった人��
「うーん近くに山ねぇしなぁ……」
↑遊ぶ場所が少なかった人
「………」
↑遊ぶ相手がいなかった人
「雨降ってるから屋内だよね……」
↑自分で決められない人
分からない、遊んでこなかった、決められないのスリーコンボに頭を悩ませるが関の一言で遊ぶ場所が決まった
着いたのはボーリング場
ピンの倒れる音や球が転がる音が響いている。
『ボ、ボールはここから選ぶの？いっぱいある……これで倒すんだよね』
普段は来ない場所に目を輝かすAに関と人見は一安心する。
宵越は遊びの意味を分かっていなかったため、どこかキラキラと目を輝かすAに少し安心した
チームは部活で分かれているメンバーとなり、人見は両方に所属、Aも少しやることにした
最初の一発目は宵越。
真っ直ぐな目で球を転がすも結果はガター
あまりにも驚く結果に関と人見は固まる
それに対し畦道はストライクを決めた。
しかし宵越も負けておらず１回、１回やっていく中でピンが倒れていく。
結果は畦道＆伴チームの勝利となった
双方、それぞれの用事があるためボーリング場を出て別れた。
Aも今日の出来事を王城に伝えるために鼻歌を交えながら寮へ向かった
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巫和泉(プロフ) - ゆるふわ犬さん» ゆるふわ犬さん。いつもありがとうございます！コロナ禍でお互い大変かと思われますが、体調をくずされませんようお元気でお過ごしください！これからもよろしくお願いいたします┏○┓ (2021年4月18日 14時) (
レス) id: c314aa38cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆるふわ犬(プロフ) - 巫和泉様、この度は新作を作ってくださってありがとうございます！巫和泉様の神作全て拝読しております！コロナ禍で大変なご時世ではありますが体調に気をつけてお過ごし下さい。続きをお待ちしております！ (2021年4月14日 22時) (レス) id: bd276433d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巫和泉 x他1人 | 作成日時：2021年4月10日 22時
